かけはし重要記事

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憲法改悪阻止! 有事立法制定反対! 三里塚暫定滑走路供用反対! 

新自由主義、戦争、ミリタリズムへの抵抗を

日本共産青年同盟(JCY)首都圏会議アピール



 「もう一つの世界は可能だ」

 「戦争と革命の世紀」であった20世紀が終わり、2001年という歴史的な年\21世紀の最初の年を象徴したものは「テロリズムと戦争」であった。9・11テロとアメリカ帝国主義によるアフガニスタンへの侵略戦争は、われわれが今どんな時代を生きているのかを端的に指し示した。世界で最も「豊かな」国が\その富は「貧しい」全世界の民衆から収奪したものだ\世界最貧国の一つを蹂躙し、民衆を虐殺していく。そして日本をはじめ世界中の政府がそれを支持している。この世界に、どんな正当性があるのか。
 同時に、数千人の労働者・市民を犠牲にした9月11日のテロリズムを決して支持することはできない。本当に手を結ぶべき対象さえ実感できないテロリスト達の「絶望」に対し、われわれは再び世界を獲得するための「希望」をこそ対置しよう。
 「絶望」をもたらした新自由主義的グローバリゼーションに反対する、「世界は売り物ではない」「もう一つの世界は可能だ」というスローガンが、帝国主義者のあらゆる国際会議を包囲している。シアトルからジェノバへと続いた何万、何十万という大衆的なデモンストレーションは、金融資本・多国籍資本の無制限の「自由」が、飢餓と貧困、失業、環境の危機、そして戦争をもたらしている元凶であることを明確にした。そして弱肉強食の市場原理の強制を現実に阻む力\潮流として登場している。この反グローバリゼーション運動は、テロからわずか4ヶ月後という不利な状況を吹き飛ばして8万人が結集した、ブラジル・ポルトアレグレでの世界社会フォーラムでの圧倒的な成功をもって、押しとどめがたい歴史的転換が現実に始まったことを全世界に告げ知らせた。
 失業率が歴史上かつてない5%をはるかに超え、社会保障の切り捨てがますます強まる日本からも、今こそこれに合流するイニシャティブを創り出そう。

 小泉政府の戦争国家体制構築にストップを!

 小泉自民党政府は、アメリカ帝国主義ブッシュ政権による報復戦争に全面的に荷担し、自衛隊の派兵を強行した。まぎれもない帝国主義侵略戦争に、「同盟国」としてその戦争を担う「集団的自衛権の行使」そのものに明確にカジを切った。
 これは戦後50年にわたって封印され、反戦平和運動によって押しとどめられてきた、日本帝国主義による軍事的海外侵略への道を、再び踏み出すことに他ならない。これは全く歴史的な事態であり、戦争国家体制構築の明確な開始である。「日本はこれから戦争をやる」との明確な宣言なのだ。即ち、今や世界第7位の強大な軍事力を、全世界の民衆の上に振り下ろす体制に入ろうというのだ。
 これに際して、「テロの現実的脅威」をふりかざし、既成事実による強行突破によって憲法の換骨奪胎をはかるという、ごまかしと強権\いかにもポピュリスト小泉らしいやりかたで、国会での追求をふりきった。「憲法との関係では確かに矛盾がある」と完全に開き直った小泉の答弁は、結局一時的なものだった80%の「支持率」を徹底的に利用し尽くしたものであり、この政権の極めて危険な性格を余すところなく顕わした。
 さらに今国会にも「有事法制」=戦争のための総動員態勢の確立をめざし、ついには「憲法改悪」という日本の政治社会体制にとって決定的な反動化への道を強要しようと目論んでいるのだ。そしてこの小泉「戦争挑発」政権による、「不審船」撃沈という暴挙は、戦後日本国家がはじめて(しかも国外で)殺人を行った行為であり、まぎれもない戦争行為だ。既に始まっている「戦前」状況をうち破り、戦争への道を阻止しよう!

 名護新米軍基地建設反対! 米軍基地を撤去しよう

 沖縄における名護新基地建設に対し、極めて困難な状況の中で反対運動は全力で阻止に向けた闘いを継続している。95年の米軍兵士による少女暴行事件から7年、日米安保体制を揺るがし続けてきた沖縄民衆の闘いは、現在のアメリカ帝国主義の侵略戦争と、日本国家の参戦国化の中で、極東における帝国主義の軍事的プレゼンスと最前線で対峙している。同時に、沖縄に基地の重圧を一貫して押しつけてきたヤマトへの問いかけを、本土大衆運動が今こそ受け止めなければならない。韓国\ヤマト\沖縄を結ぶ闘いで米軍をアジアから叩き出そう!

 政府・資本の大リストラ・合理化攻撃に反撃しよう
 
 未曾有の不況を名目にリストラ首切り・失業を強制されている日本の労働者にとって、「小泉構造改革」「民営化」が何の解決にもならないことは明白であり、むしろ資本のグローバル競争にうち勝つための攻撃であることを、徹底的に暴露するべきである。卒業しても就職できない、就職しても会社が倒産した、という状況は10代、20代の青年層にとって身近な感覚になりつつある。「失業」さらには「ホームレス化」が他人事ではないリアルな現実として迫っている。ヨーロッパやアメリカで青年運動の急進化が開始されてきた背景も、共通したものだ。ますます「便利な使い捨て労働力」化する層と、「競争にうち勝つ」層の2極分化が始まっている。より豊かなものが、貧困な層を犠牲にして生き残るのが、市場原理=競争に他ならない。裕福な家庭の「お受験」と、その一方での「学力の崩壊」は、競争に生き残るというスローガンと、その構図全体への不信を体現している。日本の子供は、世界で一番未来への可能性を信じられない状況に追い込まれている。「可能性」を奪い返す唯一の方法は、「競争」という枠組み自体を破壊すること、グローバリゼーションと対決する闘いだけだ。
 リストラによる自殺者が続発している中で、さらにNTTによる11万人の合理化、郵政の民営化が強行されようとしている。しかし「国労闘う闘争団」は、国家の全面攻撃、「四党合意」の裏切りにも屈せず、更なる反転攻勢を開始している。また、韓国では電力労組、民主労総による「民営化阻止」の巨大なゼネストが闘われている。労働者が仲間と自分たちを守る闘いに連帯し、合流しよう。

 人権・農業・環境破壊の三里塚暫定滑走路供用反対!

 「戦後最大の失政」とさえいわれる「ナリタ」=三里塚空港建設において、4月18日の暫定滑走路供用開始という強権的なやり方で、政府・空港公団は全てのツケを住民に押しつけようとしている。この暫定走路は、作っても短すぎてほとんど国際線には使えないしろものだ。いまどきジャンボジェットが飛べない滑走路を売り物にする国際空港など、物笑いの種でしかない。既に自民党内や財界でさえ見限っている、何重にも破綻している空港建設を、住民の頭上40メートルという殺人的な近さで飛行機を飛ばし、騒音と排気ガスで叩き出すことで延命をはかろうというのだ。暴力的な建設過程を何度も謝罪し、「住民の了解なしに工事をしない」との政府の声明は何だったのか。人権侵害、営農破壊のこの暴挙を断じて許すことはできない。反対同盟農民は「魂胆が丸見えで、ますます負けられない」と闘う決意をさらにうち固めている。4月18日の供用開始を許さず、東峰部落を守り抜こう。反対同盟とともに闘おう!

 帝国主義的大量消費社会からの転換を

 「BSE」と食肉の偽装事件に見られる「食の安全性」の危機は、企業の利益のためには人体の健康や生命さえも顧みない、資本の暴走を強烈に印象づけた。危険な化学物質や放射能が環境中に漏れ出す事件は後を絶たず、地球温暖化、砂漠化の進行は将来における巨大な飢餓を予想させる。森林破壊は巨大多国籍企業のやりたい放題の結果であり、今なおそれは進行し続けている。環境破壊の原因そのもである大量消費社会の出現は、一般的な「人間の欲望」のせいではない。浪費を煽る情報戦略で利益を上げ、競争に勝たねばならない企業活動の必然的結果だ。一方飢餓が起こるのも、「人間が多すぎる」からではない。資源を収奪し、経済的な従属を押しつけながらモノカルチャー化、農業産業の破壊、労働力の収奪構造への組込みを行ってきた、多国籍資本とIMF、世銀、WTOの責任である。
 すべてを奪い尽くして肥大し、どこまでも膨張を続けるしかない「資本」の自己運動を誰も止められないならば、全地球的な「破局」は幻想ではなく、しかもそれほど先のことではない。
 ブッシュ政権の「京都議定書」からの離脱、日本政府の原子力推進政策は突出した例だが、「例外」ではない。資本の利潤追求が至上の原則である以上、住民のリスクは計算外であるか、少なくとも「優先事項」ではない。必要な人に必要なものを供給する生産するなら、過剰な消費は起こらず、また格差もない。そしてリスクを他者に強制する権力を排除すれば、危険で不要な開発もない。資本主義とはその意味で「生産の無秩序」以外の何物でもない。資本主義を最終的に廃絶しなければ、破壊の進行を止め、自然環境と適合した持続的発展は不可能である。

 差別・排外主義を許さない取組みを進めていこう

 昨年の東京でのレズビアン・ゲイ\セクシャルマイノリティのパレードは前回を上回る大きな成功を収め、それに先立つ映画祭も大きな関心を集めた。セクシャルマイノリティというテーマに寄り添った様々な表現、映画、音楽、コミックなどが、以前とは比較にならないほど「メジャー」な位置を獲得している。数年前の札幌でのパレードでは「わたしたちはここにいる」という象徴的なアピールが、解放的な空間を作りだした。
 われわれが創り出そうとする文化、共に生きる社会の性格とその可能性を、豊かにラディカルに表現するこの運動を、自分たちの変革をもかけてともに担っていこう。

 「日の丸・君が代」NO! 天皇制はいらない!

 この2年ほどの日の丸・君が代強制との闘いは、極めて困難な状況の中でも、果敢に取り組まれた。広島や北海道での攻撃はすさまじいものであったが、呼応する高校生の運動や、不当な処分逮捕との闘いが継続している。「つくる会」の教科書を採択させない闘いは、当面大きな勝利を収めたが、今年の採択に向けて反動派総体の巻き返しを許さない体制を創り出さねばならない。
 昨年の大きな特徴は、天皇主義右翼による暴力的敵対の激化である。女性戦犯法廷や、街頭リレートークへの破壊攻撃、デモ参加者に殴りかかるなど、権力黙認のもと挑発を繰り返し、敵対を強めている。とりわけ、小泉の靖国参拝自体と、右翼による仲間へのテロは絶対に許すことはできない。このような天皇主義右翼の挑発は、まさに戦争のできる国家へと突き進む状況と一体のものである。
 雅子出産以降の女帝論などの再燃をも見据え、天皇制を廃絶する闘いをさらに強めていこう。

 新自由主義とグローバリゼーションに反対する青年・学生運動を建設していこう

 資本主義のグローバリゼーションに反対する闘いは、今や全世界的な盛り上がりを見せている。ヨーロッパやアメリカで、若者の急進化が開始されている。日本でもこの国際主義的な運動の息吹を、広く持ち込もう。 
 目的意識的に、闘いの水路を切り開くことために、日本共産青年同盟は確信を持って前進する。ともにスクラムを組み、青年の未来を切り拓こう!
 日本共産青年同盟に結集しよう!


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