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最悪の地震・津波災害と原発事故被災者・避難民への支援の呼びかけ

日本革命的共産主義者同盟(JRCL)
国際主義労働者全国協議会(NCIW)

2011年3月17日


1 3月11日午後2時46分(日本時間)、世界最大規模(マグニチュード9・0)の大地震が東北地方から関東地方にいたる東日本の広い範囲を襲った。この大地震とそれによって起こった津波の猛威によって青森県から千葉県にいたる沿岸地域の諸都市の多くが壊滅した。本日(3月17日)段階で死者・行方不明者の数はすでに2万人近くに達し、その数はなお増え続けている。
 さらに「原発大国」日本を象徴する東京電力福島第一原発は、この地震と津波によって1号機から6号機まで軒並み損傷し、爆発・火災・炉心溶融・放射能の飛散を引き起こし、制御不能の状況に陥っている。チェルノブイリ型の原子炉爆発という大惨事に陥る危険性も高まっている。すでに原発周辺半径30キロ以内の住民には避難が命じられた。

2 最愛の家族、家を失って着の身着のままで避難した住民の数は50万人に達している。避難民は、地震・津波・そして原発災害という複合的要因によって住む場所、生活基盤を奪われた人びとである。極寒の中で住む場所を失った人びとが集められた各地の避難所には、燃料・食料・衣料・薬品が絶対的に不足している。
 豊かな、先進資本主義国である日本においても資本の新自由主義政策の下で、失業・不安定雇用・貧富の格差の増大、農漁村の地域的解体が急速に進行し、さまざまの社会保障が切り捨てられてきた。今回の地震と津波は、何よりもこの切り捨てられた人びとを直撃したのである。
 今回の地震・津波災害と原発事故は、日本資本主義が陥ったシステム的危機をさらに加速し、被災した住民、そしてすべての労働者民衆への支配階級の新たな攻撃として襲いかかってくることは必至である。

3 すでに地震に直撃された宮城・福島などのわれわれの同志たちは、地域の労働組合活動家たちとともに避難民たちをはじめとした人びとの生きるための苦闘を支え、生活・権利を守るための困難な活動を開始している。当面避難民の食料・燃料・住居を確保することが最大の課題である。それとともに職場、働く場所を失った人びとの雇用と生活を保障することが重要な課題になってくる。そうした闘いを労働者・住民自身の自主的活動として進めることが問題になっているのである。
 われわれは全国・全世界の同志・友人たちに訴える。被災地をはじめとした労働者・住民たちの活動を支えるための救援カンパをぜひ送っていただきたい。

 4 さらにわれわれは訴える。福島第一原発の致命的事故は、核エネルギーが環境を取り返しのつかないレベルにまで破壊し、農漁業を荒廃させて食料危機を促進し、地球と人類の生存そのものを不可能にするものであることを再びみたび明らかにした。原発は「効率的でグリーンなエネルギー供給源」という支配階級の宣伝は、全くのウソであることが立証された。日本政府と東京電力は、事故の真実を隠し、「安全」を宣伝するだけで、危機をさらに取り返しのつかないレベルに悪化させるだけである。
 全世界で核エネルギーに反対し、稼働している原発を停止し、廃止を求めるキャンペーンに取り組んでいただきたい。それは確実に日本の労働者民衆、とりわけ原発事故の恐怖にさらされ、避難を余儀なくされている人びとへの支援となるに違いない。

激励と支援への感謝と連帯を込めて。


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