もどる

    かけはし2018年3月12日号

「働き方改革」法案撤回へ


2.24

3・1朝鮮独立運動99周年集会

米朝戦争の危機を止めよう

戦争と一体となった安倍改憲


 三・一朝鮮独立運動九九周年/止めよう!安倍政権が煽る米朝戦争の危機二・二四集会が、文京区民センターにおいて同実行委員会の主催で行われた。集会場は二〇〇人を超える参加者で埋めつくされ、準備されていた巨大な「南北朝鮮統一旗」には平和・非核・統一など参加者それぞれの思いが寄せ書きされた。

戦争を規定した
安倍政治許すな
日韓民衆連帯全国ネットワーク共同代表の渡辺健樹さんからの主催者あいさつの後、半田滋さん(東京新聞論説兼編集委員)が「安倍政権があおる米朝の危機」と題する講演を行った。
半田さんは写真などを示しながら@自衛隊の現状から報告に入った。一三年版の防衛白書には「他国に脅威を与えるような強大な軍事力を保持しない」として、「たとえば、ICBM、長距離戦略爆撃機、攻撃型空母の保有は許されないと考えている」との記述があったが、この三種の例示は一四年以降の防衛白書から消えている。一九年度の防衛予算案には「敵基地攻撃」が可能な巡航ミサイルや、護衛艦「いずも」の空母化計画も浮上している。世界最先端の装備で武装する自衛隊は、着々と敵基地攻撃能力を磨いてきた。PKO活動もジブチに基地を設営するなどして一九九二年から継続されている。
A安全保障関連法の制定(一六年三月施行)によって、自衛隊は「世界のどこでも、どんな他国軍とも後方支援可能」になった。「もはや憲法改正なしに自衛隊は事実上、軍隊に」なった。
B安保法施行で(軍隊化への道をたどり始めた)自衛隊に起きたこととして、初の「駆けつけ警護」の開始となった南スーダン国連平和維持活動、トランプ政権に全面的に同調しながら北朝鮮への制裁圧力の強化と、米艦艇の防護や洋上補給の実施、防衛費の六年連続の増加にともなった専守防衛という建前の崩れと自衛隊の軍事能力の肥大化などの例をあげた。
そして最後にC安倍政権の憲法第九条三項加憲は、「憲法を実質的に空文化して、時の政権の思い通りに日本を変える。米国の戦争にためらいなく参加する」ものだと厳しく批判した。安倍による「政権の私物化」を許さず、九条改憲を阻止しようと講演を締めくくった。

韓統連の平昌
派遣代表団から
小休止をはさんだ後、韓統連の平昌派遣代表団から「平昌南北共同応援と交流」の映像と報告を受けた。
続く韓国ゲストからの報告は、「二〇一八年激変する情勢と韓国民衆運動の方向」と題して、ハン・チュンモクさん(韓国進歩連帯常任代表)が行った。
ハンさんはまず朝鮮半島情勢の大きな変化を指摘して、「北はすでに米本土への先制攻撃能力を持つことにより、一方的劣勢のもとで進められていた米朝対決が最終局面に入った」。しかし「米国の今後の対応で海上封鎖などの制裁を戦争水準にまで高めるならば、物理的措置がありうるという緊迫した情勢」にあるとした。
またパク・クネを退陣させ牢獄に送り込んだキャンドル革命がなければ、現在の「南北関係改善の契機と対話と交渉の局面が開かれることはなかった」。「キャンドル抗争は民衆的な闘いにより、平和的方法で民主主義革命を実現させた」。しかし「米国は新たに制裁を強化させて、統一の動きを逆行させようとしている。キャンドル革命の次は、自主・民主・統一の実現だ。米国との対決を強めなければならない」として、米韓合同軍事演習に反対する闘いを推し進めようと訴えた。また来年の三・一独立運動一〇〇周年を国際的な平和連帯運動として実現しようと提案した。

米韓合同軍事
演習をとめよう
集会は最後に、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの青木さん、許すな!憲法改悪・市民連絡会の高田健さん、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)の中原道子さん、「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会の森本孝子さんからそれぞれの報告とアピールを受けて終了した。
米韓合同軍事演習の再開、安倍政権によって進められている日本の軍国主義化と憲法九条改憲に反対する行動を強めていこう。 (R)


もどる

Back