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    かけはし2018年4月9日号

「沖縄」への弾圧をはねかえせ


3.14

辺野古埋立て差し止め訴訟判決と
山城博治氏らの裁判判決 

不当判決糾弾 官邸前行動


  三月一四日午後六時半から、首相官邸前で「辺野古埋立て差し止め訴訟判決、山城博治氏らの裁判判決 不当判決糾弾」行動が沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの呼びかけによって行われた。三月一二日、森友学園データ改ざん問題が明らかになり、安倍内閣退陣行動が官邸前や国会前で連日行われている中で、志を共にする行動としても行われた。午後六時半から一時間を沖縄の枠として明けてもらった。
 二〇一七年七月二四日、辺野古の新基地建設で県の岩礁破砕許可を得ずに工事を進めるのは違法だとして、沖縄県が日本政府を那覇地裁に提訴した。あわせて工事差し止めの仮処分申請をした。この裁判は、漁業権の存否、岩礁破砕許可の要否が争点になる。翁長知事は「国は恣意的に漁業権の見解を変えた」と批判した。三月一三日、那覇地裁は辺野古基地建設問題に踏み込んだ判断をせず、門前払い的に国の言い分を認める不当判決を出した。
 そして、山城博治さんらの闘いに対して、基地建設NOの圧倒的な民意を背景にした沖縄の民衆の抵抗に対し威力業務妨害、公務執行妨害、傷害罪などをでっち上げ、不当逮捕と長期勾留の弾圧をかけてきた。三月一四日、那覇地裁は山城博治さんに懲役2年、執行猶予3年を言い渡し、他二人の仲間にも不当な有罪判決を言い渡した。

伊波洋一さんが
抗議のアピール
最初に、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックが両日の判決を批判し、今後も辺野古新基地建設を許さない闘いをしていくと主催者あいさつを行った。続いて、伊波洋一さん(参議院議員、沖縄の風)が「基地建設による自然破壊に抗議した仲間たちを国が弾圧し、それに追随して裁判所は有罪判決を下した。そして、県の岩礁破砕を認めない決定を却下した。基地建設の中身を問題にすることなく門前払い判決を下した。これを許すことはできない。アメリカで行われているジュゴン裁判が地裁に戻され、重要な局面に来ていて、五月にも判決が出される。都合の悪いことは隠す安倍内閣が窮地に立っている。安倍内閣はいらない。退陣すべきだ」と訴えた。
次に、警視庁機動隊の違法な沖縄派遣に対しての住民訴訟第六回公判が三月一四日にあり、その報告がされた。「都は最初からこの問題で裁判をやる必要がないと、実質審理を拒否してきた。それに対して裁判所は『機動隊派遣の必要性について、都としての説明を次回まで回答しなさい』と要求した。次回は五月二三日、いよいよ実質審理の本番だ。ぜひ傍聴席をいっぱいにして、都の責任を追及し、弾圧のための機動隊派遣を中止させよう」。

4〜5月に向け
闘いを強めよう
日韓ネットの尾沢さんが米韓合同訓練中止を求める三月一八日米大使館行動参加を呼びかけた。昨年一月にMXテレビが「ニュース女子」での沖縄基地建設反対行動をねじ曲げ、ねつ造報道をしたのに対して、謝罪と訂正を求める運動が続けられてきた。運動の仲間が「BPOが問題ある番組であり、是正を求める判断を下したことにより、MXテレビが『ニュース女子』の番組打ち切りを決めた。しかし、MXテレビはこの放送について、謝罪も訂正もしていない。スポンサーのDHC(大手化粧品会社)は地方局で『ニュース女子』で放送することを明らかにしている。地方局での放送をやめさせるように運動を全国化しよう」と呼びかけ、四月一五日午後六時から、東京・文京区民センターで集会を予定していると発言した。最後に抗議文を読み上げ、今後の予定を提起した。3・24午後2時、新宿駅東口アルタ前集合、その後デモ。4・2午後6時半、防衛省申し入れ行動。5・26国会包囲行動。
「不当判決許さないぞ。山城さんたちは無実、無罪を勝ち取ろう。工事は違法だ。門前払いは許さない。民意は辺野古新基地NO!。海を壊すな、埋め立てるな。不当逮捕繰り返すな。座り込みで阻止しよう」と官邸に向けてコールした。引き続き行われた安倍退陣行動に合流した。この行動は一万人の参加者で官邸前は人で埋め尽くされた。       (M)

3.13

総がかり行動実行委

森友学園疑惑徹底解明へ

国会前で連続行動


 三月一三日正午から、衆院議員会館前で「森友学園疑惑徹底追及! 安倍内閣は総辞職を!」緊急行動が、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委の呼びかけで行われ、労組、市民団体、宗教者など一〇〇〇人が集まった。
 野党議員が多く参加していたが、代表者のみの発言となった。トップをきって、福島みずほさん(参議院議員、社民党)が「三月一二日、改ざん文章が明らかになった。改ざんと大量の偽造が行われていた。写しも公文書偽造罪が成立する場合があり、一〇年以下の懲役刑だ。こんなことを財務省だけでやれるか、佐川一人に責任を押しつけて幕引きはできない。官邸政治であり、麻生・安倍の責任だ。昨年の二月一七日、『森友学園問題に妻や私がかかわっていたとしたら、国会議員・首相もやめる』と国会で安倍首相が発言した後に、昭恵、安倍、日本会議などが全部削除された。昭恵夫人や佐川氏を国会招致しなければならない。安倍内閣の退陣を勝ち取ろう」と訴えた。

安倍政権をひき
ずりおろそう!
杉尾秀哉さん(参議院議員、民進党)は「改ざん・隠ぺい、こんなひどいことが国会で行われていた。いっしょになって安倍を引きずりおろすために闘おう」と熱く語った。糸数慶子さん(参議院議員、沖縄の風)は沖縄の強引な基地建設の手法を批判しながら、「森友学園問題でも政治の関与がなければ書き換えはありえない」と話した。
逢坂誠二さん(衆議院議員、立憲民主党)が安倍のひどい対応を批判し、「われわれも必死の覚悟で闘う」と決意表明した。宮本岳志さん(衆議院議員、共産党)は「森友問題で追及しはじめてから三九一日目になる。もう一歩で安倍内閣を倒せる。NOの審判を突きつけよう」と語った。
次に、総がかり行動事務局の山本さんが「全容解明すること、責任を明らかにすることを求める。そして麻生・安倍の責任だ。安倍内閣は総辞職・退陣せよ」と訴えた。参加した大衆団体からあいさつが行われた。日韓ネットの渡辺健樹さんは「韓国のパク・クネ大統領を追いつめた状況と似ている。韓国の民衆はキャンドル革命でパクを倒した。日本でも同じようにできる。より多くの人を集めて安倍を倒そう」とあいさつした。宗教者ネットの武田上人(日本山妙法寺)は「安倍内閣の目的は戦争する国にすることだ。平和の声で埋めつくし、安倍を退陣させよう」と話した。
最後に、金曜日まで連続議員会館前、国会正門での行動、そして、月曜日の19日行動が提起され、この一週間が山場で行動に参加しようと呼びかけた。国会前での抗議行動に参加し、安倍退陣を勝ち取ろう。(M)

3.8

ウィメンズ・マーチ東京2018

生きづらさ共有し社会を変える

「#MeToo」ムーブメントに呼応し

 三月八日午後七時から、「ウィメンズ・マーチ東京2018」が、東京・渋谷の国連大学前を出発し、渋谷駅を一周するパレードが行われた。冷たい雨が降るあいにくの天気ではあったが七五〇人が参加した。若い女性や「#MeToo」運動の広がりか、外国人女性たちの参加も目立った。
 以下に呼びかけの一部を紹介する。

 呼びかけから

 約1年前、女性を蔑視する発言が問題になったドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に就任したことをきっかけに、世界中で多くの女性たちが「黙ってはいられない」と立ち上がりました。
立ち上がった女性たちは、これまでのフェミニズム運動が見落としてきたものを丁寧に振り返り、社会を変えるために挑戦するべき課題を再考し、それをパワーに変えて行動を起こしていきました。
人種、民族、経済格差、セクシュアリティ、障害、移民など、さまざまなバックグラウンドやアイデンティティをもつ女性たちが抱える社会課題を包括的に解決するには、いまの社会構造そのものを変える必要があります。そのためには、これまでのフェミニズム運動のなかでも後回しにされがちだった女性たちが抱える課題にこそ焦点をあてて取り組むべきだという考え方が示されました。以後、さまざまなアクションが取り組まれています。
そんなアクションのなかでも、2017年3月8日の国際女性デーに実施された「女性のいない一日(A Day Without a Woman)」は、1月の女性大行進に続き、世界中の人々が連帯した記念すべき日となりました。
ここ日本でも、約300の人々が東京・渋谷の街頭に集まり、それぞれが日々の生活で感じている「息苦しさ」や「もやもや」をプラカードにしたり、声に出したりして、行進しました。第1回の「ウィメンズ・マーチ東京」です。
2017年後半には「#MeToo」ムーブメントが世界的に広がり、セクシュアル・ハラスメントについて苦しい思いをした/している人たち、そして、その苦しさに共感する人たちの輪が広がっていきました。このムーブメントからまた別の取り組みが生まれるなど、これまでの社会のあり方を見直す大きな力となっています。
日本でも引き続き、女性たちが日常で感じている「生きづらさ」を共有し、横に繋がり、社会を変える力にするため、2018年も国際女性デーに「ウィメンズ・マーチ東京」を開催します。もちろん年齢やジェンダーなどは問いません。誰でも参加できます。国際女性デーという記念日に、たくさんの人と一緒に歩きたいです。

我慢するのは
もう限界!
コールは次のようなもので、元気に街に響き渡った。
今日は国際女性デー!私のモヤモヤ声に出そう! 私のしんどさ声に出そう!
賃金安くて マジでヤバイ! 長時間労働 マジでヤバイ! 暴力受けた マジでヤバイ! セクハラ、パワハラ マジでヤバイ! 我慢するのは もう限界!
保育所落ちて マジでつらい! 居場所なくて マジでつらい! 差別されたら マジでつらい! 女が生きるの マジでつらい! 我慢するのは もう限界!
私が変えよう あなたと変えよう 未来を変えよう ここからはじまる 今日からはじまる (さわげ〜〜〜〜!!!!)  (M)


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