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    かけはし2018年7月2日号

労働者・市民の力で安倍を倒せ!


「犯罪居直り政権」の国会会期延長糾弾

一歩も退かず追い詰める行動を

労働法制大改悪を許さない


6.19

国会前「総がかり行動」に2200人

すべての悪法を通すな

「森友・加計」問題の徹底究明へ

 六月一九日午後六時半、「総がかり行動」実行委と「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が共催して「一九日行動」の集会が国会前で開催された。本来ならばこの日は、国会会期末の前日に当たっていた。しかし安倍内閣と自民・公明両党は維新などの了解を取り付けたうえで、「働き方改革法案=高プロ過労死強制法案」やカジノ法案、TPPイレブン承認などを強行するために、一カ月もの大幅会期延長を強行することを明らかにしていた。
 何よりも、「森友」問題での財務省による文書改ざん、「加計」問題での「総理案件」の公然化と安倍自身による虚偽答弁、さらには財務省最高幹部のセクハラ事件などが明白になるに及んで、安倍政権は事実の究明を回避するために、責任を野党に転嫁して会期延長に打って出たのである。安倍自身が施政方針演説で、最重要法案と位置づけていた「働かせ放題」の「高度プロフェッショナル」法案の審議が進んでいないのは、何よりも「データねつ造」に基づく「過労死強制法案」であることに、その原因があったことは言うまでもない。
 安倍は、これらの責任をすべて野党の責任に転嫁し、公文書偽造、虚偽答弁などの政権による犯罪の隠蔽を居直ろうとしているのである。

カジノ法強行
採決許さない
この安倍政権による恥も外聞もない強権的居直りに怒りを燃やし、この日の行動には二二〇〇人が参加した。
最初に日本共産党書記局長の小池晃参院議員は、国会審議が「遅延」しているのはすべて安倍首相と閣僚が、自らにかけられた「疑惑」の解明を拒否しているからだ、と強調。会期延長をして「カジノ法案」を成立させ、参院選挙制度の改悪まで強行しようとする暴挙を厳しく批判した。小池さんは「悪法は廃案へ、疑惑は徹底解明を」と訴えた。
社民党副党首で参院議員の福島みずほさんは、この日に行われた加計学園理事長・加計孝太郎の「記者会見」なるもののデタラメさを厳しく批判し、それが「友人」安倍首相の虚偽答弁を隠蔽するものであることを指摘した。立憲民主党の神谷裕衆院議員は、衆院でのカジノ法案の強行採決を厳しく批判した。
主催者を代表して発言した菱山奈帆子さんは、「働き方改革」法案やカジノ法案などの悪法を成立させるために会期を大幅延長した安倍政権と与党、「維新」の暴挙を、自らも障がい者福祉施設で働く労働者として「過労死家族の面会要求を無視して笑っている安倍首相を許さない!」と厳しく糾弾した。

韓国「ロウソク」
運動と連帯して
続いて安倍政権にNO!東京地域ネットワークの松井奈穂さんが、憲法擁護・非核都市宣言を掲げて酒井直人さんが現職を破って当選した、東京・中野区長選について報告。さらに中野区民の声の韮沢さんが、勝利をもたらした市民と野党の共闘の意義を訴えた。
九〇〇〇票以上の差をつけて維新などが推す現職を破った中野区長選は、全国的にも重要な意義があると語った韮沢さんは、こうした一つ一つの勝利の可能性を最大限に広げようと強調した。
集会では、さらに安保法制違憲訴訟の会の弁護士、安保法制に反対するママの会が発言。また安保関連法に反対する学者の会の小森陽一さんが「国会にかけられているすべての法案の本質を暴く必要がある」と強調した。
最後に「高度プロフェッショナル制度」を中心にした労働法制改悪を阻止しようという呼びかけを、雇用共同アクションの柚木康子さんが行った。
なおこの日の集会でも、韓国からプレゼントされたキャンドルに点灯して、日韓民衆連帯の意思が示された。延長国会での「高プロ法案」、カジノ法案、TPPイレブン批准などの悪法に対する抗議・阻止の闘いを作り出そう!   (K)

6.21

「総がかり行動」国会前集会

悪法通すな改憲阻止を

総理のウソを暴き出せ


六月二〇日の衆院本会議で自公両党、そして日本維新の会は通常国会の会期を三二日間延長し、「働き方改革」法案、カジノ法案などをなんとしても成立させようとしている。
六月一九日の行動に続いて、会期延長一日目となった六月二一日にも「総がかり行動」は「森友・加計疑獄徹底追及」を掲げて午後六時半から国会前で集会。緊急の呼びかけとなったが、四五〇人が参加した。
集会では最初に立憲民主党の神本美恵子参院議員、日本共産党の宮本岳志衆院議員が国会報告。弁護士の加藤健次さんのあいさつの後、「総がかり行動」の高田健さんは、「過労死促進、権利剥奪」の「働き方改革」法案をなんとしても阻止するとともに、「森友」「加計」にかかわる「総理のウソ」を白日のもとにさらけ出し、安倍内閣をなんとしても倒そう、と強調した。
筑紫建彦さんは「安保法制違憲訴訟」の裁判への結集を呼び掛けた。
安倍首相は、「森友・加計」問題での自らの関与を否定するウソを押し通すために、躍起になっている。安倍政権が強行する「働き方改革」法案、カジノ法案などを阻止するとともに、「森友・加計」疑獄ですでに明白になっている安倍首相の犯罪への加担を徹底的に追及する闘いを!そして安倍政権の退陣を求め、改憲を阻止するために粘り強く、集中的な闘いを! それは改憲と戦争国家への道を阻止する闘いと一つのものである。       (K)



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