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    かけはし2018年7月30日号

今こそ核兵器廃絶実現を


西日本豪雨・大災害の中で

被災者への支援を訴える

戦争・軍拡のためにカネを使うな

 全国の皆さん 西日本豪雨災害での全国一五府県での死者二二五人(警察庁二一日)のうち、広島県内で亡くなった方は一一三人(中国新聞集計では一〇七人)。行方不明者七人。住宅被害七六六六棟、避難者数一二〇七人。岡山県内の死者六一人、行方不明者三人、住宅被害一四五四九棟、避難者数二七五一人。愛媛県内の死者二六人。
とりわけ、広島県内では、呉市、坂町、広島市安芸区、熊野町、東広島市の被害が甚大だ。積乱雲の位置が少し違うだけで豪雨被害地は違うし、同じ町内でも土砂や水害にやられているところとやられていないところがあり、地震被害とは違う側面だ。広島県南部の斜面崩壊は、五〇六四カ所(広島大豪雨災害調査団)にもなるという。様々な課題があるが、日常的にも行政障害福祉サービスにつながっていないメンタル面に課題を持つ人が在宅で茫然自失となっている可能性もある。
阪神・淡路大震災で被災した経験から被災者への公的支援を求め、「これは人間の国か」という怒りから、被災者生活再建支援法の成立につなげた故・小田実さんの運動を思い起こす。自衛隊が救援、復旧で大きな力を発揮しているが、市町や県の機関ではなく国の機関なので当然である。その実力を災害救助に特化した災害救助隊に根本的に生まれ変わらせるべきだ。国難は、外からやってこず、減災・防災(原子力災害を含む)、救済に予算を投入しない日本列島の政府自身からやってくるであろう。その前に安倍政権を打倒し、復旧・復興工事を阻害している無駄遣いのみの2020東京オリンピック開催を即刻中止すべきである。
別掲の案内文は、六月二日に発信した文章である。ヒロシマ・スタディ・ツアー2018「広島湾の戦争遺跡と軍事施設を巡る」の呉コースは、呉地域の被災のため、岩国コースに合流することになった。
被災者への公的支援拡充、「住宅は基本的人権の問題」という価値観への転換を訴えつつ、被災者への義援金支援を訴えます。以下の社会福祉法人中国新聞社会事業団の義援金受け付けを紹介します。
http://www.chugoku-np.co.jp/jigyodan/
8・6ヒロシマ平和へのつどい2018実行委員会事務局(七月二二日)

呼びかけ

8・6ヒロシマ平和へのつどい2018

「朝鮮戦争終結!9条を生かす時代へ!」

 推定8千万人にのぼる膨大な死者を出した第二次世界戦争終結から73年。
アジア太平洋地域では、中国をはじめ様々な国々での日本軍による侵略・占領過程での残虐・殺傷行為、多くの日本軍将兵を餓死・病死・玉砕させた無謀な戦略の連続、米軍による広島・長崎を含む日本全国諸都市での無差別爆撃大量殺戮。その結果としての日本軍国主義の完全な敗北から73年を経た今も、日本政府は自国と米国の両国の戦争責任の重大さを深く認識する能力を全く欠いている。安倍政権の様々な虚妄の言動と民主主義破壊行為は、日本が日米両国の戦争責任と真剣に向き合うことを拒否し続けてきたことと密接に関連している。

 原爆無差別殺戮を行った米国と、そのような事態を招いた日本政府の責任を棚上げにしたまま、米国の核戦略を強く支持してきた上に、原発をがむしゃらに推進して福島での核大惨事を引き起こした日本政府。無数の市民の生命と生活の破壊にもかかわらず、核抑止力支持と原発推進の政策を変えようとはしない日本政府。このような日本政府の無責任を徹底的に追及し、すべての生き物の生存を脅かしている原子力文明を一刻も早く終焉させる必要がある。

 醜悪なトランプ政権によって政治的信頼性が衰退しながらも核戦力をさらに強化する米国と、習近平の強権的な指導のもとで軍事力拡大政策をとる中国の急速な台頭。そのような米中拮抗関係の中で、韓国民衆が実現した4・27南北朝鮮首脳会談の圧倒的成功。「朝鮮半島(韓半島)の平和と繁栄、統一のための板門店宣言」は、休戦状態の朝鮮戦争を2018年内に実質的に「終戦」とすることを目指し、そのために停戦協定を平和協定に転換することへの展望を謳った。同時に、朝鮮半島の恒久的な平和構築に向けた南・北・米3者、または南・北・米・中4者会談の開催を積極的に推進することも宣言した。
6・12米朝首脳会談(シンガポール)に向けて様々な政治勢力が激突する中、情勢は急展開しようとしている。

 こうした動きの中で、東アジア・北東アジアの平和確立と非核地帯構築へ向けて、日本は沖縄や岩国などの米軍基地廃止などで積極的に貢献できる可能性を秘めている。にもかかわらず、狭隘な愛国主義的憎悪で腐れきった安倍政権は、こうした朝鮮半島の動きを支持するどころか、妨害しようと躍起になっている。

 今年こそ、こんな醜悪な安倍政権を打倒し、人類普遍の強靭な人道主義を根本理念とする日本国憲法9条と前文を積極的に生かす時代を、私たち市民の運動で切り開いていこう。

集会案内


?会場:広島市まちづくり市民交流プラザ北棟5階研修室ABC(広島市中区袋町6番36号)
?参加費 :1000円
?主催:8・6ヒロシマ平和へのつどい2018実行委員会(代表/田中利幸)
?事務局 :広島市中区堺町1―5―5―1001/電話090-4740-4608(FAX)082-297-7145/Eメイル kunonaruaki@hotmail.com (久野成章)/
Yuki Tanaka Email: suizentanaka@gmail.com
?HP:http://
8-6hiroshima.jpn.org/tudoi/2018/2018.html
8・6つどいHP
https://www.facebook.com/86ヒロシマ平和へのつどい2018-1754985557891281/
フェイスブック
http://yjtanaka.blogspot.jp/
田中利幸ブログ   

?郵便振替:01320‐6‐7576「8・6つどい」
集会趣旨に賛同していただける方に一口1000円のカンパを求めています。
お名前を集会当日資料に記載します。

?日時:8月5日(日)14時〜17時
第1部(14時〜16時) 
記念講演 金鐘哲(キム・ジョンチョル)さん/「安保論理を超えて平和体制へ―韓半島の情勢変化をどう見るべきか―」

金鐘哲(キム・ジョンチョル)さんプロフィール
1947年生まれ。ソウル大学で英文学を専攻し、韓国空軍士官学校の教官として兵役を果たした。長らく嶺南大学(ヨンナン大学)などにおいて教鞭を取っていた。1970〜80年代には文学評論家として活躍したが、1991年に隔月刊『緑色評論』を創刊し平和と民主主義及びエコロジー運動の拡散のための理念と論理を開拓するのに力を注いできた。2004年に大学教授職を辞職し『緑色評論』の編集・発刊に専念する傍ら、2011年には韓国「緑の党」結党に主導的な役割を果たした。その後、緑の党の活動を理論的に支援するために2012年に社団法人「緑色転換研究所」を創立し、以来理事長を務めている。また2004年以降10年余り市民自主講座を開設、主宰した。現在『緑色評論』の発行部数はおよそ1万部に至り、韓国の知識界において重要な役割を担っている。著書に『詩と歴史的想像力』、『詩的人間と生態的人間』、『ガンジーの糸繰ぐるま』、『批判的想像力のために』、『大地の擁護』、『発言 I、 II』などがある。生前の小田実さんともひじょうに親しかった韓国の論客です。
第2部(16時〜17時半)
武藤類子(福島原発告訴団)
安次富 浩(沖縄・名護市「ヘリ基地反対協議会」代表委員)
田村順玄(岩国市議)
湯浅一郎(ピースデポ)

8月6日(月)行動日程


7:00「市民による平和宣言2018」「8・6新聞意見広告」配布行動(原爆ドーム前他)
7:45グラウンド・ゼロのつどい(原爆ドーム前)
8:15追悼のダイイン(原爆ドーム前)
8:30「8・6広島」デモ出発(原爆ドーム前〜中国電力本社)
9:15中国電力本社前・脱原発座り込み行動
10:15終了
10:30フィールドワーク・原民喜の「夏の花」を歩く
10:50 ヒロシマ・スタディ・ツアー2018「広島湾の戦争遺跡と軍事施設を巡る」=以下の岩国コースに合流します。(呉地域の被災のため)
11:00フィールドワーク・極東最大級の米軍岩国基地/錦帯橋ツアー

7.10

飛ばすな買うなオスプレイ

大軍拡・基地拡張NO!

防衛省にデモ・申し入れ

 七月一〇日午後六時半から、東京市ヶ谷の外濠公園で「飛ばすな買うなオスプレイ! 大軍拡・基地拡張NO! 防衛省行動」が行われた。主催は大軍拡と基地強化にNO!アクション2018。東京北部、三多摩、神奈川、千葉で反戦・反基地運動に取り組んできた人々の連絡組織だ。
 最初に立川の仲間からCV22オスプレイの米軍横田基地配備に反対する訴えが行われた。この機種は空軍の特殊作戦用で、とりわけ事故率の高いものだという。横田にはオスプレイ配備と並んで四五〇人の特殊作戦用部隊が新たに配備されるという。
 次にパトリオットミサイルはいらない習志野基地行動実行委員会からの発言。 七月一日には七月二日からの航空自衛隊木更津基地へのオスプレイ配備に反対して、二二〇〇人が集まって反対集会が行われた。「暫定配備」というが「暫定ではない」と習志野の仲間が説明した。「佐賀へのオスプレイ配備が拒否されて以後、木更津に配備されることが正式に提案された。一機の値段が二〇六億円、一七機で三六〇〇億円だ。何としても阻止しよう」と力強くアピール。

進む戦争準備
今こそ反撃だ
次に辺野古への新基地建設に反対する実行委からは、八月一一日の辺野古への土砂投入に反対する沖縄県民集会に呼応して、八月一一日一一時半から東池袋中央公園で開催される集会・デモへの参加を呼びかけた。「嵐で辺野古の土砂埋め立てが遅れている中で、翁長知事がどの段階で埋め立て承認を撤回するかが重要なポイントになっている。全力で首都圏でも安倍政権に対して闘おう」。さらに南西諸島への自衛隊配備に反対する官邸前アクションの宮古島出身の仲間が発言。石垣・宮古に新しく自衛隊基地を作ることを許してはならないと元気にアピールした。
「すべての基地にNO! ファイト神奈川」の木元茂夫さんは、横須賀を母港とする海自補給艦「ときわ」が石垣港に入港した例を挙げながら、「陸自ミサイル部隊と連動して海自が出張っている。米国とフィリピンがフィリピン海で行う合同軍事演習に自衛隊が初参加する」と訴え、戦争準備の進展に注意を喚起した。
さらに自衛隊主導の防災訓練に反対するアピールも行われた。
集会後、デモと防衛省前での申し入れ行動。デモの後には八月二九日〜三〇日に行われるイスラエルの軍事見本市(イスラエル軍事エキスポ)に抗議するシンポジウムの呼びかけがNAJATの杉原浩司さんから発せられた。この日の行動には六八人が参加した。(K)



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