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    かけはし2018年9月17日号

裁判所決定守り正規職転換果たせ


非正規職支会 全面スト突入

プラスチック工場で無期限の座り込み闘争


「不法派遣を正規職転換しろというのに強制的に追い出すなんて話になりますか!」

現代起亜自動車工場で、裁判所の命令に従い非正規職の正規職化を行えとスト突入。(「かけはし」編集部)


ストライキ声明

1.今日午前9時、起亜(キア)自動車非正規職支会は全面ストに突入して、プラスチック工場の籠城闘争に突入しました。起亜車の管理たちは工場の入り口を封鎖し、再び集団暴力をほしいままにしたが、組合員同志たちは元気な闘争で封鎖を突破して、スト現場に進入しました。
2.現代車の社内下請けは不法派遣であり、正規職へ転換するようにとした2010年7月、最高裁の判決以降、起亜自動車と現代自動車のすべての社内下請けは不法派遣であり、正規職に切り替えなければならないという裁判所の判決が十回以上にもなった起亜車は正規職転換をしないで今も不法派遣を犯しています。
3.8月1日、雇用労働部、行政改革委は、現代起亜車不法派遣の事件について、労働部と検察が意図的に捜査の遅延をしたことを確認して、「裁判所の判決基準により、労働部が現代車、起亜車、社内下請け労働者に対して直接雇用是正命令を下し、現代・起亜車の元請と当事者である非正規職支会間の協議を積極的に仲裁すべきだと」勧告決定しました。
4.この8月7日、雇用労働部は、起亜車、現代自動車の非正規職支会書記との初の公式面談で、行政改革委の勧告の決定事項を履行するために最善を尽くすと約束しました。
また、公式面談は不法派遣問題解決を前提に進めながら相互に最大限意志疎通しながら努力することにして21日2次面談をして問題解決に向けた努力を進めています。
5.しかし、起亜自動車は、労働部、行政改革委の発表後にもどのような反省と措置も取らず、依然として不法派遣を犯しています。ついに8月14日と20日には合法的な争議行為をする非正規職労働者を集団暴行する蛮行をほしいままにしました。
6.14年も不法派遣を犯して行政改革委の決定後も、問題を解決することはむしろ非正規職を強制的に追い出すことというこの現実をどう受け入れることができますか! 法の上に君臨し、起亜自動車を無法地帯にしている鄭夢九(チョン・モング)会長と鄭義宣(チョン・ウィソン)副会長の果てしないファイル報告書パワハラをこれ以上放置してはいけません。なぜ政府も、検察も、現代起亜(ヒョンデ・キア)車の不法とパワハラの行動に目をつぶるのか!
7.今日起亜車の非正規職支会は全面ストに突入してプラスチック工場の無期限の座り込み闘争に入りました。キムスオク非正規職支会長は、首にロープを巻いて起亜元請管理者たちの暴力の侵奪に立ち向かっています。
8.文在寅(ムン・ジェイン)大統領は昨年の大統領選挙当時、10大財閥企業の不法派遣を取り除くだけでも良い雇用40万個を作ることができると問題解決を約束しました。ろうそくの抗争で政権が変わり、労働部、行政改革委が是正勧告の決定を下して今こそ正規職転換になると希望を抱いた非正規職労働者が、むしろ追い出されて暴行を受け、首にロープを巻かなければならないこの凄惨な財閥パワハラの世の中は終わらなければなりません。
9.起亜自動車の非正規職労働者たちはどのような弾圧と暴力にも屈せず、現代・起亜車の不法派遣と財閥パワハラを必ず直ちに正します。同志たちの関心と連帯を心からお願いいたします。
我々の要求
1.非正規職の強制、全面的中断して裁判所の判決通り不法派遣を正規職転換しろ!
2.起亜現代車は直ちに直接交渉に乗り出すべき。
3.雇用労働部は、行政改革委の勧告の決定直ちに履行せよ! 現代起亜車不法派遣直接雇用の是正命令をしろ!-現代起亜車や非正規職の当事者間協議を仲裁しろ!
4.不法派遣の現行犯の鄭夢九(チョン・モング)会長、鄭義宣(チョン・ウィソン)副会長処罰しろ!
2018年8月30日
スト現場で

ストの立てこもり場で

全国金属労働組合・起亜(キア)自動車非正規職支会
起亜自動車での非正規職の違法請負が判決されてから、現代起亜自動車はこの違法状態を解決しないばかりか、今回請負企業ごとの解雇を強行しようとしてきた。これに対して、工場内座り込みストに突入。今日で5日目。(「かけはし」編集部)

 「9月3日、起亜自動車非正規職支会の座り込みスト5日目です。起亜車の北門では今、金属労組、民主労総京畿本部の緊急決議大会が開かれています。
起亜自動車「ヤクザ資本」が放送車両への進入を「大型バス」で妨害したため、集会の音は小さいが、起亜自非正規職闘争を支持し、援護のため蔚山と韓国ジエムなど全国から結集した「同志起亜車正規職支部活動家」。
厳しい闘争の中でも組合員は力強く、楽しく闘っています。特に、女性組合員たちが座り込みデモの中心で堅固に闘争しています。
台湾労働者たちが国際連帯でおくってくれた支持ポスターも印象的です。虎視眈々とストを破壊するための救社隊との対峙の姿も見られます。狭い空間で首にロープをかけて座り込みストを守っている起亜車のキムスオク支会長の顔も見られます。
起亜自動車の非正規労働者は、元請使用者との争いと非正規職労働者の権利獲得、非正社員撤廃闘争の先頭に立っています。
全国労働者闘争にも積極的に結合してきました。勝利する非正規職の大衆闘争の歴史を築いてきた起亜自動車の非正規職労働者の闘争は勝利するでしょう。

今やあなたたちが答える番だ

警察は不法弾圧の責任をとれ

 2009年。双龍自動車の整理解雇を強行するために時のイ・ミョンバク政権がストライキをして抵抗する労働者に警察を動員し、会社に加担して殺人的弾圧を強行した。この真相が警察庁人権侵害事件の真相調査委員会双龍車鎮圧報告書として発表された。これを受けての双龍車家族が警察庁長官面談の記者会見が開かれ、この日は解雇者の妻の手紙がよみあげられた。(「かけはし」編集部)


記者会見文

 家族対策委員会に参加して動ける妻たちは30代だった。そのため子供は小学校に入学する前の乳児が大部分だった。騒ぎはいつも午前に起きた。朝ごはんを食べられなかったのは以前からだったし、子どもをそばに置くにはあまりにも危険で急いで見知らぬ人に任せたこともあった。しかし、公権力は子どもがいる時いない時を問わず、無分別に暴力を振るった。
低空飛行するヘリが起こす土ぼこりと大きな風、圧力を感じ、子どもたちはびっくりして泣いた。ある日母親と子どもたちを盾に囲んで閉じこめて帰ったりした。幼い赤んぼうと子どもがいるのに、空から床に催涙液の袋を落とし、警察は目の前でデモ隊を襲って棍棒を振り回し、男たちを捕まえた。
確かに、数年来の夫の同僚が、恐ろしい表情で「前に立ちはだかり、我々に退け」と言った。「お前たちのせいで、俺たちまで死ぬんだ」と言った。胸が裂けた。
状況が日増しに重く悲惨になっていくのはとても怖かった。夫は水も食も電気も切れた所に閉じ込められて夜を明かすのに、丈夫なふとんの上に身を横たえるのも苦しかった。 痛みで枕だけが濡れた。深まる絶望感を吹き飛ばす知らせは耳を洗って開いても聞こえなかった。
結局最悪の事態が起った。 まさか、まさか…私の想像を超え、また超えた最悪の事態の中で、夫たちは工場から出てきた。百余人が拘束されて、刑務所に入った夫たちは、長女が小学校に入学することも、新たに生まれた第3子の顔も見られなかった。
顔が黒く焼けてしまい、心の中がすっかり我慢しても、何一つうれしい知らせが聞こえなかった。うれしくていいことなどどこでも聞けなかった。
釈放された夫のほとんどは生計活動を始め、一部は終わりの見えない復職闘争を続けた。 笑うことがなく、闘うことは多かった。
対話は消え、互いに被害は与えず、それぞれが耐えることが美徳になった。憂鬱、恐慌障害、がん、離婚、突然死、自殺……。双龍車家族だった人々の周辺で離れなかった不吉なニュースだ。家族たちはこのように愚痴をこぼした。
「私たち双龍自にいい知らせがあるはずがない」重要なきっかけや局面があった。「大統領選候補たちの訪問、国政調査、会社との交渉、高等裁判所の判決、最高裁判所の判決のような機会」。しかし、古い愚痴は繰り返されてきた。
人生に対する賢明な観照ではなく、放棄!
繰り返す者が習得するしかない無表情な放棄。 それが私たちの顔であり、私たちの人生だった。
2009年夏、その時に何が起こったのか、今や真実の扉が少し開かれたことに感謝するが、悔しく思う理由は、これまで国家が私たちの苦痛に背を向けてきたためだ。私たちが送った9年の功を奏したことについて、もうあなたたちが答える番だ。

2018年8月30日 

双龍自動車の労働者の妻

朝鮮半島通信

▲韓国大統領府の鄭義溶国家安保室長率いる文在寅大統領の特使団が9月5日、特別機で北朝鮮の平壌を訪問し、金正恩朝鮮労働党委員長と会談した。会談で特使団は、文氏の親書を金党委員長に手渡した。
▲金正恩朝鮮労働党委員長は8日、今年9月9日の建国70年に際し、在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総連)と在日朝鮮人宛てに祝賀文を送った。祝賀文は、同日付の労働新聞1面に掲載された。祝賀文は、朝鮮総連が「敵対勢力のあらゆる非難と攻撃からわが共和国を断固として守ってきた」と評価。同紙2面には、朝鮮労働党中央委員会等、朝鮮の各国家機関が金党委員長にあてた祝賀文が全面掲載された。
▲収賄罪などに問われている韓国の元大統領、李明博氏に対する求刑公判が9月6日、ソウル中央地裁で開かれ、検察は懲役20年、罰金150億ウォン、追徴金約111億4000万ウォンを求刑した。
▲韓国検察は8月29日、収賄罪などに問われた朴槿恵前大統領に懲役25年、罰金200億ウォンを言い渡したソウル高裁判決を不服とし、上告した。朴氏は、上告状を提出しなかった。

 


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