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    かけはし2018年10月1日号

辺野古新基地建設阻止!ストップ改憲


9.19

沖縄県知事選・デニーさん勝利を

翁長知事の遺志必ず引き継ぐ

日比谷野外音楽堂に4800人


戦争法から3年
海外派兵の拡大
 九月一九日、『戦争法からまる3年、安倍9条改憲NO!沖縄・辺野古新基地建設阻止!9・19日比谷野音集会』(共催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会、基地の県内移設に反対する県民会議、「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲実行委員会)が行われ、日比谷野音周辺も含めて四八〇〇人が参加した。
 この日は、安倍政権がグローバル派兵国家建設の一環である戦争法(安全保障関連法)強行制定(二〇一五年九月一九日)から三年目だ。改憲を掲げながら違憲である集団的自衛権の行使が可能であると閣議決定(二〇一四年七月一日)し、「専守防衛」を投げ捨て戦争国家作りへと突進していった。同時に特定秘密保護法(一三年)を皮切りに盗聴法を含む刑訴法改悪(一六年)、共謀罪(一七年)を制定し、国内治安弾圧体制の構築も押し進めた。
 戦争法制定以降、中国と北朝鮮の軍事的脅威を煽り、米軍と共に闘える軍隊として自衛隊を対中国、対北朝鮮シフトに再編してきた。直近でも中国の軍事挑発に対して海上自衛隊は、南シナ海で潜水艦とヘリコプター搭載型護衛艦の対潜水艦戦の訓練(九月一三日)を強行し、今後も継続し実戦強化を進めていくつもりだ。
 また、南スーダン派兵部隊への「駆け付け警護」任務を付与した派兵、海自の護衛艦による「米艦防護」などの共同軍事作戦の領域を広げてきた。さらにこの間、戦争法の「国際連携平和安全活動」としてエジプト・シナイ半島でイスラエル、エジプト両軍の停戦監視をする多国籍軍・監視団(MFO)に陸上自衛隊隊員の派兵を策動していることが明らかとなっている。自衛隊のグローバル派兵の拡大と実積作りとして狙っていることは間違いない。
 安倍政権の軍拡政策の現れは一九年度軍事費概算予算において六年連続で増額し、五兆三〇〇〇億円超も計上したことだ。とりわけ米軍と一体である「弾道ミサイル防衛」能力の強化を主張して陸上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の本体二基を導入するために二三五二億円も盛り込んだ。この間の地震・台風による被災者・地域復興に対する支援費の増額が求められているにもかかわらず軍事費増額の姿勢は変わっていない。改憲・グローバル派兵と軍拡の安倍政権を打ち倒していこう。

朝鮮半島の平和
を妨害するな!
集会は、「戦争法は絶対廃止! 辺野古新基地建設反対! 沖縄知事選かならず勝利! 翁長知事の遺志を継ごう! 改憲発議必ず止めよう! 北東アジアに平和と共生!」のコールで始まった。
高田健さん(総がかり実)が主催者あいさつを行い、「戦争法強行制定され、廃止を決意してから三年がたった。その後、戦争状態の南スーダンに派遣した。しかも、日報問題のようにウソをついて派遣した。今、戦争法によってシナイ半島の多国籍軍に自衛隊を派遣しようとしている。絶対戦争法は廃止しなければならない。沖縄県知事選で玉城デニー候補は、辺野古新基地に反対し、アジアの平和のために、沖縄の民衆の未来のために闘っている。玉城候補と連帯し、知事選に勝利しよう」と訴えた。
さらに「朝鮮半島で南北首脳会談が進んでいる。南北首脳は、平和のために重要な合意をした。この合意を板門店宣言と合わせて協力し、支援したい。妨害する安倍内閣を許さない。アジアの平和と非核地帯化をやりとげよう。三〇〇〇万署名を押し進め、安倍九条改憲に反対していこう。次の参院選で勝利し、改憲発議を止めよう」と強調した。
立憲野党の発言に移り、大串博志衆議院議員(無所属の会)、小宮山泰子衆議院議員(国民民主党)、小池晃参議院議員(共産党)、福山哲郎参議院議員(立憲民主党)、吉川元衆議院議員(社民党)が沖縄知事選・玉城候補の勝利、戦争法の廃止と自衛隊軍拡反対、安倍政権打倒の決意表明を行った。

上野千鶴子さん
らがスピーチ
連帯スピーチが次の三人から行われた。
上野千鶴子さん(安保法制に反対する学者の会)は、戦争法制定によって民主主義が死んだ日の三周忌として喪服で参加し、「安倍内閣は憲法違反の『ゾンビ復活内閣』だ。沖縄をいじめぬき、翁長さんは戦死だ。野党は四分五裂している場合じゃない。私は絶望はしていない。民主主義は繰り返し不死鳥のようによみがえる。皆さんがいるからです」と発言。
青木初子さん(「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲実行委員会)は、「今、知事選では熾烈な闘いが行われている。沖縄は平和憲法の埒外に置かれてきた。辺野古新基地阻止を通して
平和憲法の空洞化を取り戻し、平和な日本の未来を築かなければならない。沖縄を踏みにじって平和はありえない」と訴え、「翁長知事の遺志を引き継ぐぞ!沖縄知事選に勝利するぞ!辺野古新基地を必ず止めるぞ!」のシュプレヒコールを参加者全体で行った。
山城博治さん(沖縄から)は、「戦争法を絶対に廃止する。憲法改悪の上程をかならず阻止する。沖縄の闘いにかならず勝利する。沖縄知事選の闘いはあと一〇日だ。知事選は、翁長雄志知事の無念を晴らす、その遺志を受け継ぐ闘いだ。負けたら沖縄の恥だ。政府の交付金というエサにしがみつき、目の前のニンジンにぶら下がるように走り回る連中に翁長さんの死を冒涜させることはできない」と力強く訴え、「選挙後、一〇月一日には工事強行があるかもしれない。一〇月一日に辺野古に大結集し、工事を阻止しよう」と呼びかけた。
最後に福山真劫さん(総がかり実)が行動提起(@沖縄知事選応援A三〇〇〇万人署名B一〇・一九、一一・三国会行動)をした。
デモに移り、銀座一帯に渡って「戦争法廃止!安倍政権打倒!」のシュプレヒコールを響かせた。(Y)

9.19

戦争法強行からまる3年

650人が集会・デモ

沖縄の闘いに思いこめて

 【愛知】九月一九日、新安保戦争法が強行成立してから三周年を迎えるこの日、名古屋市栄の久屋大通公園久屋広場で「安保法制廃止!辺野古の新基地建設を許さない!9・19市民大集会」が「安倍内閣の暴走止めよう共同行動実行委員会」の主催で行われ、六五〇人の労働者、学生、市民が結集し成功した。
 安倍政権の政治の私物化と不正、そして戦争のできる国へと変貌させる憲法改悪の策動に対し、断固たる決意で安倍打倒と改憲阻止のための闘いとして勝ち取られた。

この現実を変え
るために総力を
定刻に、塚田弁護士の司会で集会が始まり、オープニングを板谷さんの歌で飾った。開会あいさつを行った愛知大学教授で共同行動代表の長峰さんは三年前の戦争法強行採決を怒りをこめて弾劾し、三年経った今も私たちの反対の意思は何もかわってはいないと述べ、あらためて安倍打倒、戦争法廃止をめざして闘うと決意を述べた。
さらに非核化にむけて動き出す朝鮮情勢に対して、この現実を無視して北朝鮮の脅威をあおりイージスアショアを六〇〇〇億円もかけて配備しようとする安倍政権を厳しく批判した。震災や豪雨で苦しむ民衆を無視し莫大な税金を軍事に使う安倍政権は退陣してもらうしかないと発言し開会あいさつとした。
続いて各テーマごとのスピーチでは、「あいち沖縄会議」の代表の牛島さんが発言した。牛島さんは沖縄の方言で「ハイサーイ、グスーヨ、チューカナビラ」(こんにちわみなさん。ごきげんいかがですか)とあいさつをし、沖縄知事選で翁長さんの意志を継承し、必ず玉城デニーさんを当選させようと訴えた。
反原発を闘う「老朽原発訴訟原告共同代表」の草地妙子さんは福島原発の事故後、常に放射能を気にしながら生きていかなければならない現実を憂い、「安倍は総理大臣にはふさわしいとは思えない、ましてや三選なんてありえない」と述べ安倍政権への怒りを表した。非正規雇用問題からは「名古屋ふれあいユニオン」の鶴丸委員長が発言し、非正規労働者がますます劣悪な労働環境に落とし込められている事に激しい怒りを込めて弾劾し、「この現実を変えるためにみんなで声をあげて闘いましょう!」と訴えた。

三つのSTOP
安倍政権打倒
集会の中盤は特別ゲストのシンガーソングライター川口真由美さんのコンサートが行われた。沖縄の反基地闘争や広島、長崎など反戦と平和の歌を全国各地で歌い、多くの労働者民衆を鼓舞し感動を与えてきた川口さんの歌はこの日も六五〇人の労働者市民の心に平和への確信を固めさせ、安倍打倒の決意を燃え上がらせた。後半は「安保法制違憲訴訟の会あいち」の下澤さん。憲法の立場から名古屋大学院法学研究の本秀紀さんがそれぞれの報告と決意を述べた。
最後に共同行動代表の中谷雄二さんが集会のまとめと閉会のあいさつを行った。中谷さんは共同行動がつくったオリジナルTシャツのデザインがABE STOP STOP STOPと三回かかれてあることを、改憲阻止、辺野古新基地阻止、三選阻止の三つの意味があると説明し、全国で訴えていこうと述べた。さらに翌日の自民党総裁選について「国民の多くは安倍三選なんて望んでいない、この国は安倍のモノではない。主権者国民のものだ」と述べた。
一九日に行う集会についても「なぜこの日集会をするのか、三年前の九月一九日は戦争法が強行採決された民主主義が踏みにじられた日なのです。これを許さないために集まって声を上げているのです。これからも反対の声をあげていきましょう!」と発言し集会のまとめとした。

9条改憲絶対
阻止するぞ!
集会が終わり、参加者は栄の繁華街を縦断するデモ行進に出発した。沿道から多くの労働者、市民から注目される中、名古屋弁をおりまぜた、「安倍打倒」「改憲阻止」のシュプレヒコールを元気よくあげてデモを行った。次回は一一月一九日に集会とデモが予定されている。また一〇月一九日は三〇〇〇万人署名の愛知県下一斉行動、一一月三日は九条改憲NO!一万人アクションが行われる。愛知における民衆運動のさらなる高揚を勝ち取っていこう。       (越中)

9.8

沖縄連帯のつどいに180人

福島から共に闘う

玉城さん必勝へ激励とカンパ

 【福島】九月八日、郡山市で開かれた沖縄連帯のつどいは、翁長前知事の逝去で早まった沖縄県知事選に福島から連帯のエールを送ろうと会場いっぱいの一八〇人が参加した。
 主催者の吉川一男実行委員長のあいさつの後、三本のDXD「基地なき沖縄へ・心ひとつに〜引き継ごう翁長さんの遺志を!」「辺野古新基地建設断念を求める8・11県民大会」「選挙事務所開きでの玉城デニーさんのあいさつ」を上映し、「照屋義実さん(元翁長沖縄県政政策参与・玉城デニー選対ひやみかち うまんちゅの会顧問)」のビデオメッセージと安次富浩さん(ヘリ基地反対協議会共同代表)からのメッセージが紹介された。
 
8人の市民が
リレートーク 
 沖縄を訪問してきた宗形修一さんと細山啓子さんがそれぞれ現地訪問報告を行い、リレートークには市民八人が立ち、それぞれの福島と沖縄を結ぶ連帯のたたかいのとりくみ紹介と今後さらに行動していくと決意を述べた。
 そして、「県知事選と辺野古新基地建設阻止の闘いに原発事故被害地福島から連帯と支援にとりくむ」ことを謳う集会決議を採択した。そして入倉光春さんの歌と三線演奏で会場は大いに盛り上がり、鈴木浩行さんのコールで「沖縄県知事選勝利」「辺野古進基地はつくらせない」のメッセージボードを掲げ唱和して集会を終えた。約一八万円の玉城さん支援カンパが集会の横断幕、参加者のメッセージを張り付けたタペストリーとともに沖縄現地に送られた。 (世田)



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