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    かけはし2018年11月12日号

倒そう!安倍政権


11.3

止めよう改憲発議

「この憲法で未来をつくる」

国会前行動に1万8000人

 一一月三日、安倍9条改憲NO!全国市民アクションと戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会は、「止めよう!改憲発議―この憲法で未来をつくる 11・3国会前大行動―」を国会正門前などで行い、一万八〇〇〇人が参加した。この日は、日本国憲法が公布されてから七二年目だ。安倍政権打倒と改憲発議絶対阻止を合言葉に、全国各地でも集会や行動が取り組まれている。
 集会は、司会の菱山南帆子さんによる「沖縄県知事選で玉城デニーさんが当選し、三九万票を超える沖縄辺野古新基地ノーの声が示されたにもかかわらず工事を再開した日本政府に対して断固糾弾の声をあげていこう。安倍政権は来年通常国会での改憲発議強行をねらっている。阻止に向けて全力で闘おう」の呼びかけから始まった。国会に向けて「安倍晋三の改憲反対!改憲発議絶対止めよう!」のコールの包囲。

安倍政権打倒へ
強めよう共闘!
主催者あいさつが福山真劫さん(総がかり行動実行委・共同代表)から行われ、「一〇月二四日から臨時国会が始まった。安倍の悪巧み、悪行が野党の追及によって次々と明らかになっている。憲法を破壊しながら戦争する国、軍事大国へと暴走を続けている。トランプの言いなりで軍事予算を拡大し、そのうえで消費税を上げる、いいかげんにしろ。技能実習生の権利を侵害したまま出入国管理法の改正をめざしている。貧困と格差をアベノミクスは作り出した。だが安倍政権は、レームダック状態から崩壊が始まっている。市民と野党の共闘で九条改悪阻止、辺野古新基地建設強行を許さない闘いを広げていこう。安倍政権打倒に向けた態勢を強化していこう」と訴えた。
「立憲野党」の又市征治参院議員(社民党党首)、小池晃参院議員(日本共産党書記局長)、有田芳生参院議員(立憲民主党)、小宮山泰子衆院議員(国民民主党)が安倍政権の憲法九条改悪に向けた改憲発議阻止、野党共闘強化と政権打倒に向けてアピール。
連帯発言に移り、「オール沖縄会議」共同代表の高里鈴代さんは、「今日、沖縄では辺野古集会が行われている。徹底して抵抗していく決意をあらためてしている。四年前から野党と市民共闘ができており、翁長知事から玉城デニー知事を誕生させた。安倍政権の圧力をはねのけた。だが沖縄では憲法違反の行為が繰り返されている。内実をしっかり守らせることを実現させたい。憲法改悪を許さない闘いは、辺野古基地建設に向けた埋め立てをさせないことと結びついている。力を合わせて頑張ろう」と訴えた。

沖縄・南北朝鮮
の民衆と共に!
川崎哲さん(ピースボート共同代表)は、冒頭、核兵器廃絶国際キャンペーン (ICAN)のノーベル平和賞受賞(一七年)とそのメダルを紹介しながら「核兵器廃絶と憲法九条を通じた不戦の誓いは二つの世界大戦の教訓であり、それが戦後の平和を作ってきた」と強調した。
また、「今行われている国連総会で核兵器禁止条約の署名・批准を広めようという決議案に対して日本は昨日、反対投票をした。政府は、核抑止力が国の安全保障に不可欠だと言う。それは平和のためには核兵器が必要だということだ。自衛のためなら核兵器保有は憲法に抵触しないと平気で言っている。広島、長崎、沖縄の苦しみのうえでそんなことを認めることができるか。憲法改悪ではなく一日も早く核兵器禁止条約に署名し、批准するための議論を行え」と批判した。
さらに清水雅彦さん(日本体育大学教授)、小森陽一さん(東京大学教授)、久保田竜子さん(カナダ九条の会、ブリティッシュコロンビア大学教授)、濱田すみれさん(二四条変えさせないキャンペーン)が発言した。
高田健さん(総がかり行動実行委・共同代表)から行動提起が行われ、@憲法改悪発議を絶対許さないA沖縄辺野古新基地建設を許さないB北東アジアの平和を朝鮮、韓国の民衆とともに実現していく闘いを柱にして、様々な課題にも取り組んでいこうと提起。最後に、参加者全体で来年の参院選で安倍政権を倒し、東アジア民衆、沖縄の仲間に連帯していくことを誓った。        (Y)

11.3

沖縄の民意踏みにじるな

官邸前行動に450人

辺野古埋め立て工事再開に怒り



「本土」からの
土砂搬出NO
 一一月三日午前一一時半から首相官邸前で、「辺野古新基地NO=沖縄の民意踏みにじる工事再開許さない!11・3官邸前大行動」が辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会の主催で行われ、四五〇人が参加した。
 一〇月三一日、国交相は「沖縄県の埋立て承認撤回」を無効にする執行停止を認め、一一月一日から政府は辺野古埋め立てにむけた工事を再開した。これに抗議する官邸前行動が行われた。
 青木初子さんが「工事再開、土砂投入を許さない。絶対にあきらめない。声を上げ続ける」と主催者あいさつをした。埋めるな連・首都圏が「辺野古を埋め立てる土砂の六〇%が沖縄県外から運ばれる。これはわれわれの問題だ、阻止していかなければならない。土砂搬出反対署名一一万七〇〇〇筆を内閣府に提出したが、新たに衆参議長あての署名を開始する。ぜひ協力してほしい」と訴えた。

連結した闘いで
辺野古断念へ!
次に沖縄と東京北部を結ぶ実行委、そして花輪伸一さんが「環境保全対策をしなければならないのにしていない。埋め立て地には断層が二つあり、軟らかい地盤である。設計変更が必要であり、県知事が承認しなければ工事は進められない」と国が今後基地建設を進めるにあたっての困難を指摘した。
大城悟さん(沖縄平和センター事務局長)が沖縄から電話でアピールした。「キャンプ・シュワブ前で一〇〇〇人で座り込みを行った。工事が再開され、資材搬入が行われている。決してあきらめない。引き続き必ず基地を止める。埋め立ての土砂を運び出す本部塩川港の護岸の一部が台風で壊れた。国の方があせっている。沖縄は強い絆で結ばれている。負けてはならない。がんばっていこう」。
最後に行動提起。一一月五日午後六時半から、防衛省申し入れ行動。一一月二四日午後二時、新宿アルタ前集合、新宿デモ。一一月二〇日大成建設、一一月二七日五洋建設へ埋め立て工事やめろの申し入れ行動、警視庁機動隊の沖縄派遣への住民訴訟裁判などを提起した。     (M)


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