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    かけはし2018年11月26日号

沖縄の闘いに呼応しよう


11.3

大阪憲法集会に1万2000人

民衆の力で安倍改憲を止めるぞ

9条改憲阻止! 断ち切ろう 戦争国家への道

安倍政権打倒へ! ここが正念場


 【大阪】おおさか総がかり集会は一一月三日、「輝け憲法!ともに生きる社会を!をスローガンに大阪市扇町公園で開催され、一万二〇〇〇人の労働者・市民が参加した。
 制服向上委員会のライブでオープニング。主催者を代表して米田彰男さん(一〇〇〇人委員会・大阪理事長)があいさつをし、輝け憲法!九条改憲STOP!全国三〇〇〇万人署名を成功させようと訴え、「安倍さんが今にも戦争が起きるといって安保法制をつくったが、朝鮮半島情勢が大きく動き、その根拠が失われつつある」と述べ、安倍内閣を退陣に追い込もうと訴えた。

安倍の暴走止め
る野党共闘を!
続いて、「立憲」野党各党の連帯のあいさつがあった。立憲民主党(大阪府連代表森山浩行衆議院議員)、国民民主党(大阪総支部連合会代表平野博文衆議院議員メッセージ)、日本共産党(辰巳孝太郎参議院議員)、社会民主党(大阪府連代表服部良一元衆議院議員)、自由党(大阪府連渡辺義彦元衆議院議員)。
「安倍さんは、憲法は国の理想を書くものだと言ったが、そうではない。憲法は、勝手に暴走しないように政治家をしばるものだ」。
「安倍首相は、改憲案を強引に進めるべく全国で改憲キャンペーンを行おうとしている。改憲についての国民論議も全くない中での首相の暴走を、野党の共闘で阻止しよう」。
「政府防衛省は、沖縄の民意を踏みにじり、行政不服審査法を悪用して、埋め立て撤回の執行停止を求めた。厳しく糾弾する。この法律第7条には、国の機関に対する処分には適用しないとある。だから、今回は国としてではなく一般の私人として申請したという。これは詭弁だ。沖縄県民に寄り添うと言いながら、言葉と言動がちがっているのが、安倍政権だ」。
「来年の予算では陸上イージス購入のため二三五〇億円もの血税を米国の軍需産業のためにつかう計画になっている」。
「改憲について行政府の長が立法府のあり方に注文を付けることは、重大な介入だ」。
「昨年の韓国文在寅政権の登場、今年の沖縄玉城デニー知事の誕生は私たちの大きな希望だ。辺野古埋め立て阻止のため、全力で支援しよう」。
「朝鮮半島三八度線は一一月一日から完全に非武装化された。軍隊の代わりに警察が警備に当たっている。中旬からは観光客も自由に三八度線をまたぐことができるようになると聞いている。東アジアから冷戦が一歩一歩なくなっていく、すごいことだ。これが進んでいけば、辺野古基地は必要ない。憲法を変える必要もない」。「次の選挙では、これから立憲与党と呼ばれるようにしっかり頑張りたい」。
「一つウソついたら、三つウソつかないとだませない。三つウソついたら、九つウソつかないとだませない。というように、ウソを繰り返さないといけない。一票一票が力になるような選挙をしよう」、などの発言があった。

LGBT当該
からアピール
藤永壮さん(朝鮮学校無償化連絡会代表、大阪産大教授)が、無償化裁判について発言し、全面勝訴判決となった大阪地裁判決を控訴審判決が逆転させたことを批判し、引き続いて闘っていく決意を述べた。そして、大阪朝鮮第四初級学校舞踊部の子どもたちによる躍動感あふれる踊りが披露され、参加者を感動させた。続いて、ホン・ジョンスさん(大阪朝鮮高級学校オモニ会会長)から、無償化適用への支援の訴えがあった。
森容香さん(ヒバクシャの会)、湊隆介さん(LGBTの仲間を代表して)、森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団団長)、木村真さん(森友問題を考える会、豊中市議)からそれぞれアピールがあった。LGBTの当該者六名がそれぞれ短い言葉でアピールしたのは初めてのことで、感動的だった。
月桃の花歌舞団によるエイサーのあと、山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)が登壇し、「知事選・那覇市長選・豊見城市長選で基地反対候補が圧勝した。しかし、沖縄の民意を葬るような日本政府の画策がなされ、三一日に埋め立て承認撤回の効力が一時停止され、一一月一日には工事が始まり、埋め立て予定海域にフロートが引っ張り出された。全国の皆さんの力も借りて、玉城デニー知事と共に闘っていきたい」と訴えた。
牧志徳さんの歌と、牧さんのリードで山城さんも歌を披露。最後に、全員でポステッカーを掲げてスローガンをコールし、集会宣言を採択。丹羽さん(大阪憲法会議・共同センター幹事長)の閉会のあいさつで終了した。     (T・T)

10.28

郡山で杉原浩司さん講演会

死の商人が9条壊す

武器輸出を止めろ

 【福島】一〇月二八日、「戦争させない・9条こわすな福島県中の会・署名推進の会」主催で、武器輸出反対ネットワークNAJAT代表杉原浩司さんの講演集会が郡山市で開かれた。
 杉原さんは「死の商人が9条をこわす? 軍縮のためにできること?」と題して、まずNAJATの武器見本市等での果敢な活動を紹介したうえで、急増する日本のアメリカからの武器購入と世界の武器取引状況について述べ、小野寺五典前防衛大臣の「今までは武器輸出ができず、戦車は日本でしか売れないから一〇〇両しか作れなかった。だが輸出できて一〇〇〇両、一万両になれば、一両当たりのコストは少なくなる」(3月16日、BSフジ「プライムニュース」)との発言をひき、日本が武器輸出国として大きく踏みだそうとしている姿を明らかにした。
 そして当面、「紛争当事国UAEへの川重製輸送機輸出」「マレーシアに中古哨戒機無償譲渡」「日英ミサイル開発共同研究」「インドへの軍用飛行艇輸出交渉」「二〇一九年幕張メッセ大規模国際武器見本市」の五つの課題で反対の活動を進めていくこと、さらに、米、英、仏、印等との共同研究開発・軍学共同、進展する科学技術の軍事化=軍民統合の動きに対して、幅広く強力な運動展開していくことが必要だと訴えた。
 その中で企業に「レピュテーションリスク(企業への否定的な評価に起因する経営悪化に繋がる評判リスク〈風評リスク〉のことを言い、信用・ブランド価値の大幅な下落を招き、迅速な対応を行わなければ企業存亡の危機に追い込まれる危険度を表す)」を喚起し、回避策をとらせる活動が有効であるとして集会参加者への協力を呼びかけた。
 安倍政権が安保法制化を前にして二〇一四年に「武器輸出禁止三原則」を「防衛装備移転三原則」に変えて以来、武器輸出を成長戦略の一環に据えて軍需産業強化へ進んでいることに対して、立憲野党の共通政策に『武器輸出三原則の復活強化』を盛り込ませることも重要と訴えた。
 
9条改憲と連動
した軍産一体化  集会では郡山地方労平和フォーラム、郡山地方労連の代表があいさつした。講演と質疑応答の後には、モニタリングポストの設置継続を求める市民の会、タネはどうなる? 講演会実行委員会、虹とみどりの会、学校給食の無償化を実現する会、放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会、全水道郡山水道労組、福島原発告訴団、沖縄・福島連帯する郡山の会、郡山地方労連、県教職員組合郡山支部の各代表がリレートークに立ち、最後に前田文子事務局長が、三菱電機と防衛省への「空対空ミサイルの日英共同開発」「東南アジアへの中古武器無償譲渡」をやめることを求めるハガキへのとりくみと、約五万筆になった三〇〇〇万人署名のさらなる推進を呼びかけた。
 安倍改憲の動きの裏で着々と進む軍産一体化、軍備強化の実態を共有できた集会となった。  (世田)



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