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    かけはし2019年8月12日号

安倍政権退陣 辺野古埋め立て即刻中止を


沖縄報告 8月4日

県民は辺野古埋め立て中止・新基地断念をあくまで求める!

沖縄 K・S 

ごう慢きわまる安倍政権

埋め立て強行を止めよう

民衆の力で悪政に終止符を

 安倍政権の傲慢と政治の退廃が絶頂を極めている。自民党単独で過半数を割り込み自公維合わせても三分の二に届かなかった参院選の結果に対し、安倍は「政権が信任された」「改憲が支持された」と手前勝手なこじつけをコマーシャルした。そして、消費税増税、医療費・保険料値上げ、年金切り下げなど圧倒的多数の国民生活をいっそう苦しめる一方で、森友、加計、日報、労働統計、裁判記録の破棄など国家権力の私物化を進めると共に、韓国・中国・朝鮮に対する排外主義をあおりながら、辺野古新基地建設をはじめ、米国からの兵器購入・軍事費増大には湯水のように巨額の金を使う軍事国家化への歩みを加速させている。
もう限界だ。このまま安倍政権を継続することは日本国民とアジアの国々にとって最悪の事態だ。安倍政権に反対する闘争戦線を全国に重層的につくり上げよう! 悪政の限りをつくす権力者たちの傲慢政治に終止符を打つため、声を上げよう。

8.3

辺野古ゲート前に800人

沖縄の声を貫き通す

高良鉄美新参院議員があいさつ

 八月三日の第一土曜日、オール沖縄会議主催による、参院選後初めての辺野古現地行動が行われた。各地の島ぐるみなど八〇〇人が結集し、辺野古埋め立て中止・新基地建設断念を強く訴えた。
集会に先立ち、まよなかしんやさんが自作の「命の海に杭は打たせない」を歌い、「命の海に基地はいらない」「命の海を壊してはならない」「命の海よいつまでも輝け」と熱唱した。
司会は沖縄平和運動センターの山城博治さん。「今朝の新聞に、県民投票を尊重し辺野古埋立に反対するという決議をあげた全国の自治体が三〇にのぼるとの記事が掲載された」と述べたあと、全国の自治体への働きかけを行った司法書士メンバーの仲眞初美さんが一言報告した。
共同代表のあいさつは稲嶺進前名護市長が行った。稲嶺さんは「高良さん当選は沖縄のチムグクル。米海兵隊の目障りなフェンスを取り壊し、新基地を阻止しよう。マジュン チバラナヤーサイ グスーヨー」と呼びかけた。
そのあと、国会議員のスピーチが続いた。糸数慶子さんは「三期一四年大変お世話になってありがとう。参院の平和の一議席のバトンを見事に高良さんに渡すことができて嬉しい。国会の議員室やスタッフも引き継いだ。会派『沖縄の風』も引き継いでくれた」と述べた。
高良鉄美さんは「みなさんのおかげで糸数さんの議席を引き継ぐことができた。議員室の冷蔵庫も引き継いだ。参院での所属は憲法審査会と法務委員会。みんなと一緒に闘い抜く思いを持ち、国会で頑張る」とアピールした。
伊波洋一さんは「三年前の参院選で当選し、糸数慶子さんに迎えてもらって一緒に議員活動を始めたが、今回私が高良さんを迎える番になった。沖縄の声を代表して活動したい」と述べたあと、八月一一日に宜野湾市役所前で予定している「沖国大ヘリ墜落一五年抗議集会」への参加を呼び掛けた。
屋良朝博さんは「国会には魔物がいる。サンの魔除けでクリーンになって国会に向かってほしい。東京のマジムンを退治しよう。オール沖縄を全国に広げて安倍を倒し政権を獲ろう」と述べると、テント前列に陣取った国会議員団は一斉にサトウキビでこしらえた魔よけのサンを笑顔でかざした。
赤嶺政賢さんは「参院選の結果で一番大きいことは改憲勢力が参院で三分の二を割ったことだ。安倍の改憲の試みは挫折した。野党共闘の力だ。来る解散・総選挙では野党共闘で必ず勝利し、野党の政権を打ち立てよう」と訴えた。
照屋寛徳さんは「週刊金曜日」が売り出したというTシャツをつけて前に立ち、「安倍は改憲勢力を増やすため、NHKから守る会や一部野党に手を伸ばそうとしている。警戒しよう」と述べた。
そのあと、シンガポールのナンヤン工科大学から訪れた学生、教員が「辺野古の闘いを直接知りたくてやってきた」と語った。米国オレゴン州ポートランドから参加した沖縄出身の与那嶺もえさんの七歳になる娘さん、キナさんは堂々と英語で「命の源は海。みんなで海を守ろう」と訴えかけた。もえさんの長女、カイヤさんは昨年辺野古を訪れ「私達の島の宝」というドキュメンタリーを制作した。映像は次のサイトで見ることができる。https://vimeo.com/340517922

基地建設こそが
究極の無駄遣い
そのあと、「社民・社大・結連合」「おきなわ」「共産党」の県議会与党会派の決意表明が続いた。無所属会派「おきなわ」の親川敬さんは「七月一一日の本会議で、政府に対する訴訟の提訴と関連予算を可決し、県議会は終わった。自公は『裁判ばっかり。金の無駄』というが、この世の中のどこに、ひとつのことで県からの行政指導を五〇回も受けても止めないということが日本に世界にあるのか。安倍こそ元凶」と怒りをもって語った。共産会派の西銘純恵さんは「裁判が無駄遣いというが、基地建設こそ無駄遣い」と厳しく糾弾した。
ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「沖縄の闘いは全国に広がっている。世界にもっと広げよう。われわれの闘いは絶対に勝つことができる」と檄を飛ばした。最後に全員で「沖縄を返せ」を歌い、ガンバロー三唱をして、集会の幕を閉じた。

辺野古と安和

ゲート前と海上で連日の行動を繰り広げる!

 辺野古、安和での工事関連資材の搬出入に反対し埋め立てを阻止する行動は連日展開されている。本部半島の採石場から赤土土砂を搬出するルートは、琉球セメント安和桟橋と本部港(塩川地区)の二カ所だ。通常、塩川はダンプ一七〇〜一八〇台分を一台の台船に積み込み、安和では採石場から桟橋構内の仮置き場への赤土土砂搬入を続けながら、仮置き場から運搬船に積み込むベルトコンベアーまでダンプがピストン運行し、一日平均運搬船三〜四隻分の土砂を辺野古の埋め立て区域へ運んでいる。安和桟橋の入口ゲートと出口ゲート前ではカンカン照りの日も雨の日も毎日早朝から午後まで各島ぐるみ、各団体のローテーションで抗議行動が継続されている。カヌーチームは週に二〜三回、辺野古からカヌーを運んできて、安和桟橋の運搬船の出航を身を挺して止める海上行動を行っている。
キャンプ・シュワブの工事用ゲートからは、生コン、砕石、砂利、砂、鉄製品、ダクトなど埋め立て工事関連の様々な資材が搬入されている。通常搬入は午前九時、午後〇時、午後三時の三回だが、毎日搬入時間に合わせてゲート前に座り込み、搬入が終わればテントで集会を開く行動が続いている。海上では、抗議船、カヌーが連日、赤土土砂を積んだ運搬船が台船に積み替えてK9、K8護岸に陸揚げするのを止める海上行動を繰り広げている。
政府の強硬姿勢と毎日の行動の長期化の中で、現地行動への参加者が徐々に少なくなってきているのは事実だ。今こそ踏ん張りどころだ。これでもかこれでもかと思うほど次々と明るみに出る安倍政権の悪政、政治の退廃、国家権力の私物化に反対し抗議する闘いの先頭に辺野古新基地阻止の闘いが位置する。情勢は転換しつつある。「強い日本」を演出しようと、韓国に卑劣な嫌がらせをする安倍の足元から積弊が吹き出て揺らぎ始めている。安倍打倒に焦点を据えた闘争戦線を強固につくり出そう。

カヌーチームTさんの報告

自分の技量をみがき後輩たちに伝えよう

八月三日(土)辺野古
朝から天候は不安定。風強く、雷注意報もあり海上行動は抗議船、カヌーともに中止となった。しかし、カヌー教室の希望者があり、教室を行うことにした。場所は浜のテントの前の海。この場所だと比較的風は護岸にさえぎられ、また、急の天候変化にも退避することは可能である。
参加は七人(私+インストラクター二人+生徒四人)。
私はカヌー教室や練習会を重視している。スポーツは時々練習会などに参加し自分の技術を確認、また新しい技術を取り入れて行くことが非常に大事だと思う。
「私は(出来るので)必要ない」「そんな難しいことをしなくても現場で問題ない」などの声を聞く。しかし、ちょっと待って欲しい。
私たちのような組織は継続的に存続しなければならない。それには今いる人たちが、後から続く人を育てなければならない。つまりどんな優秀な人でも“自分ができれば良い”と言うものではない。自分の技術を後輩に伝えていく、これが最低の義務ではないだろうか。そんなに大上段に振りかぶらなくとも、自分の力を磨きながら後輩と一緒にやっていく位の気持ちでいかがだろうか?
*本日の練習メニュー
1 ローギア スタート
2 体全体で漕ぐ(レーシング漕ぎ)
3 スターン ラダー
4 リーンで曲がる
5 横移動(二つの方法)6 出艇/着艇
辺野古ぶるーで海に出てみたい人は、ぜひ教室に参加して欲しい。原則、日曜日?土曜日まで毎日可能。

8・15〜18
VFP(平和を求める軍人の会)が米国で年次大会


八月一五〜一八日、米国ワシントン州でVFP(平和を求める元軍人の会)年次総会が開かれる。VFP琉球沖縄支部は今年も沖縄から三人、米国本土から二人の代表を派遣するという。これまで琉球沖縄支部は年次総会で、「辺野古、高江の新基地建設反対、普天間の即時閉鎖」を訴える決議の採択を実現させてきた。今年の総会には、ドキュメンタリー「私たちの島の宝」を制作した米国在住の高校生カイヤ与那嶺さんもゲストとして参加する予定だ。
琉球沖縄支部では現在、代表派遣のためのカンパを求めている。連絡先は真喜志好一さん(電話090-3796-5404)



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