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    かけはし2020年2月24日号

勝ち取った全員正規職・直接雇用


トールゲート女性労働者たちが217日間の闘争の整理

内部での闘いがこれから始まる!

 ムンジェイン政権のニセの正規職化=子会社化での正規職化に屈せず、道路公社本社の座り込み占拠に突入したトールゲート女性労働者たちが、217日間の闘争を整理した。依然として韓国道路公社を相手に闘争を続けるが、闘争1幕を整理した。 トールゲート料金収納員解雇労働者の話だ。


 トールゲート労働者たちは1日、ソウルの大統領府、サランチェ(愛屋)前で「トールゲート勝利のための民主一般連盟決議大会」を開き、闘争成果の報告と今後の闘争を宣言する場を持った。
 決議大会は闘争を締めくくる集会ではなく、外で闘い、中で闘争するもう一つの闘争を準備する出征式だった。
 昨年7月1日1500人の集団解雇を受けたトールゲート料金収納員労働者たちは、215日間の闘争を通じて全員の正規職直接雇用という目標を達成した。この日、司会を務めたカン・ドンファ民主一般連盟事務処長は「私たちが7カ月闘っている間、道路公社は7度も立場を変えた。公共機関が労働者の勢いに驚いて月に1回ずつ立場を変えた格好だ」と述べた。
 しかし、道路公社は依然として「2015年以後の入社者は直接雇用するが、以後、裁判所の判決を反映する」いう立場を固守している。告訴・告発と現場支援職という新しい職群を新設し、基本給の15%を削減した。トールゲート労働者たちは、近く道路公社が進める雇用手続きに優先して応じ、その後は内部で闘争を続ける計画だ。

 イ・ヤンジン民主一般連盟の委員長は舞台に上がり、「初めての闘争に入った時は周辺の木が陰を作った夏だった。そうしていつのまにか秋が過ぎて冬になった」、「その217日間私たちは粘り強く闘争を続けてきた」と、闘争を回想した。
イ委員長は続いて「峠がなかったわけではない。しかし、その度に民主労総はもちろん連帯単位の同志たちが訪れて心を慰めて力を奮いたたせた」そして「おばさん、おじさんが手を引いた子どもがいたり、93歳の高齢にもかかわらず座り込み現場を訪れたお年寄りもいた。みんなの連帯のおかげで、2019年を最も熱く、闘争の最前線で闘うことができた」と、闘争を評価した。

 トールゲート闘争は、道路公社内部で直面する闘争の第2幕を控えている。イ委員長は「ためらいを捨てて、恐れることなく新しい世界で闘争を続けよう」と叫んだ。
キム・ミョンファン民主労総委員長も「トールゲート同志たちの闘争は非正規職労働者たちにとって闘争の道しるべだった」「タンポポの種のように全国津々浦々に広がって希望になるだろう。非正規雇用闘争の確かな基肥になるだろう」と力を込めて語った。
この日の決議大会には、これまでトールゲート労働者たちを支持して連帯してきた人びとが登壇し、これまでの1幕の勝利を祝賀する一方、より大きな応援のメッセージを送った。
故ムン・ジュンウォン騎手夫人のオ・ウンジュさんも舞台に上がり「毎晩、追慕文化祭を訪れて応援の力を与えてくれたトールゲートの同志を忘れない」そして「これまで本当によく闘ってきた。本業に戻っても負けずにがんばって闘ってほしい」というメッセージを伝えた。
現場で闘争を率いた現場代表者4人が舞台に上がった。
パク・サモク仁川(インチョン)一般支部長とチョン・ソジョン慶南(キョンナム)労組支部長がハンストを中断し、体の不自由なユ・チャングン公共連帯支会長を助けた。
キム・ミイ民主連合事務長は救急室に運ばれたト・ミョンファ民主連合支部長に代わって一緒に舞台に立った。
4人の代表者は「これまで7カ月間、直接雇用を目標にともに走り続けてきた同志たちに無量の感謝を伝える」、「堂々と道路公社に入って泣かずに笑いながら堂々と闘おう。2回目の闘争に向けて力を合わせて団結して闘いを続けよう」と力を込めて叫んだ。4人の代表者が決議文を読んだ後、決起大会はすべての参加者が一緒になって踊りを踊ることで締めくくられた。
トールゲート闘争が厳しい度に、トールゲートの組合員たちがその痛みを乗り越えた律動だ。

決議文

217日の料金収納員の闘争
全員直接雇用の砲門を開き、道路公社に民主労総の旗を立てる

 本日私たちは217日間、休まず走ってきた闘争の1次の締めくくりを宣言する。
ト・ミョンファ、ユ・チャングン2人の代表は今日でハンストを解き、光化門(クァンファムン)の座り込みを一時終了する。
子会社と期間制を選択しなければ解雇するという道路公社の暴力的立場が1500人の集団解雇を生んだ。
この暴力を大統領府と政権与党、国土部と労働部も一緒になって行ったことを私たちは「この目」で確認した。 6月30日未明、4時。震える手でソウルトールゲートの張り出したひさしに民主労総の旗をさしたその瞬間。必ず直接雇用を獲得して道路公社に入るという決意も共に打ち立てた。
その決起を受けて史上初の数百単位の大統領府集団野宿篭城と、道路公社本社占拠座り込み、大統領府進撃闘争、30ヵ所余りの民主党議員事務室の占拠座り込み。そしてハンストと体の全身で闘争を展開した。
我々は、最高裁の判決と趣旨を勝手にもてあそび、労働者を分裂させ、子会社へと追い込もうとする国土部と道路公社の狙いを、次々と打ち砕いた。

 ついに勝ち取った全員正規職の直接雇用!
しかし、道路公社は2015年以後の入社者は追って裁判所の判決を反映するという毒素条項をそのまま維持している。労組弾圧としか説明できない民事・刑事上の告訴・告発問題も残っている。彼らが暴力的に奪った私たちの賃金と職務も取り戻さなければならない。

 民主労総の旗を道路公社に立て、その精神に復帰して闘争する!
これが私たちが闘争の1次の締めくくりを宣言して掲げる基調だ。
217日の闘争を通じて、昨日の私たちではない民主労総の戦士たちが道路公社の職員として入城することになる。
私たちは闘争を通じて正しさを証明し、これを履行するように闘争を最善を尽くして展開した。
私たちの手を握ってくれた多くの連帯と支持は、これまで、そしてこれから私たちが引き続き前進し、闘争できる力だ。
217日の大長征を胸に刻んでともに闘って共に勝利しよう! 闘争!

2020年2月1日、大統領府の前で、民主労総料金収納員一同

(労働と世界より)

社会変革労働者党5回総会

社会主義大衆政党の建設を

ペク・テヨン代表の演説

 韓国の社会変革労働者党が、5回総会を開催し、資本主義が、危機をふかめ、覇権主義、貿易戦争、そして侵略戦争へと進む中、それに、抗して、社会主義の価値に基づく社会を作ることを呼びかけている。以下ペク・テヨン代表の大会演説だ。

 全国各地域から5回総会に参加した党員同志うれしいです。
 この一年間、労働者民衆闘争の前面で実践し、一方では社会主義の大衆化計画樹立のための政治討論を熾烈に展開してきた党員同志に敬意を表します。
 私たちは1年前4回総会で韓国社会主義運動の大衆化に向けた具体的計画を樹立することを決定しました。以降1年間の情勢も社会主義大衆化に向けた全面的かつ具体的な実践に直ちに乗り出すことを要求しています。
 低迷の沼から抜け出せずにいる世界資本主義は、覇権主義と貿易戦争へと突き進んでいます。「国粋主義と人種主義」に基づいて動き出している極右政治は、資本主義危機の兆候にすぎず、代案になることはできません。
 南米の社会主義実験が危機に瀕し、欧州の左派政党が不振な中、チリ民衆の闘争、フランスの労働者たちの黄色いベスト闘争、アメリカの社会主義者たちの躍進が続いています。気候危機に立ち向かった闘争、女性と少数者差別に対抗する闘争が拡大しています。これらの闘争は社会主義的価値と方式に全面的に符合する闘争です。
 ろうそく抗争の成果を横取りした文在寅政権は、この1年間その本性を完全に現しました。彼らは反労働財閥政権であることを明確にしています。
 国政独占事態で壊滅寸前の状態に陥っていた自由韓国党などの守旧保守勢力は、ムンジェイン政権の失政を追い風に起死回生しています。
 労働者の政治勢力化の成果を横取りした正義党は、反労働財閥政権である民主党政権とともに「与党支持勢力」として位置づけられています。労働者、民衆は文在寅政権が財閥の政権で、韓国社会が財閥体制であることを確認し、闘争に乗り出しています。
 果てしなく繰り返されている労働者の死の前で、その根本的な原因を見抜き始めました。
 非正規雇用化、外注化、民営化、リストラ、労組破壊……このすべての主犯が資本主義であることを知っています。政権が交代しても「あいつ」が「あいつ」である理由、既存の政治勢力は与党であれ野党であれ、すべて資本政権であることを知っています。
 2016から17年のろうそく抗争は、朴槿恵(パク・クネ)政権の国政独占が導火線だったが、資本主義の搾取と収奪に生活が疲弊した労働者、民衆の怒りが爆発したのでした。
 このようなろうそく抗争から、我々は可能性と限界をすべて経験した。「変革党」の結成過程で、実践を通じて蓄積した財閥体制の清算闘争の力量は、ろうそく抗争の真ん中で威力的に作動することを確認しました。
 しかし、変革党を含む社会主義陣営の脆弱な政治力量により、ろうそく抗争を反資本社会主義運動に発展させる困難も確認しました。
 2022年の大統領選挙は、ろうそくの抗争後、韓国社会がどんな方向に進むのかを占う重要な契機になります。2022年の大統領選挙は資本主義に嫌気がさしている労働者、民衆に選択肢がある政治的激動の場にならなければならないのです。
 社会主義政党の大統領選候補が堂々と乗り出して、資本主義の撤廃と社会主義的価値と方法に基づいた政策を掲げて闘争しなければなりません。機会は準備する者にだけ与えられるものです。 社会主義運動の未来は、準備する者だけが切り開くことができるのです。
 今日、我々はこの1年間の政治討論を通じて作った社会主義大衆化計画を最終決定します。
 世界社会主義運動の挫折という歴史的経験と分断と戦争を経た韓国社会の特殊な条件の下で、社会主義の大衆化に対する憂慮がなくはありません。大衆化しようとして右傾化するのではないか、社会主義の大衆化が実現可能なのか、世の中を変革しようとする運動で常に存在する憂慮だ。
 我々はこのような懸念を恐れ、現実に安住してはならず、このような懸念を軽く見過ごして、中心を失ってしまう愚を犯してはならないでしょう。重要なことは、今日の私たちの決定によって私たちの実践が完全に変わらなければならないという事実です。
 党員同志は、自分の実践空間で自らの人生を変える社会主義の旗印の下で、社会主義議題の大衆化のために積極的に実践に乗り出すでしょう。社会主義的価値と方式に同意する同志を積極的に組織するようにします。
 今日、社会変革労働者党5回総会は、党員だけでなく、社会主義を志向する複数の政治勢力と同志たちが注目する総会です。
 社会変革労働者党が提出する社会主義大衆化計画は、変革党を超えて韓国のすべての社会主義政治勢力と社会主義を目指す人々が共にしようという提案であるからです。労働党、労働者闘争連帯をはじめ、社会主義を目指す政治勢力と同志が社会主義大衆政党に結集することを提案します。
 そして、韓国社会主義の運動史の新しいページを開いていくことを提案します。
2020年2月1日

社会変革労働者党

朝鮮半島通信

▲新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受けて韓国政府は2月11日、自国民に向けて日本、シンガポール、マレーシア、ベトナム、タイ、台湾への渡航自粛を要請した。
▲2016年に韓国に亡命した元駐英朝鮮公使の太永浩氏は2月11日、4月の韓国総選挙に自由韓国党の公認候補として出馬すると表明した。
▲韓国の朴槿恵前大統領の友人で、企業に資金拠出を強要した罪などに問われた崔順実氏の差し戻し審の判決公判が2月14日、ソウル高裁で開かれた。高裁は崔氏に懲役18年と罰金200億ウォン、追徴金約63億ウォンを言い渡した。
▲朝鮮中央通信は2月16日、金正恩朝鮮労働党委員長が金正日総書記の生誕日である「光明星節」にあたって、総書記の遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿を訪問したと報じた。



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