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第1回国際エコ社会主義会議を開催

 

WSFと連携して闘う宣言を採択

 十月七日と八日、十三の国から参加した環境活動家のグループがパリで会議を行い、エコ社会主義国際ネットワークを発足させた。数年前にジョエル・コーベルとミシェル・レヴィが書いた国際エコ社会主義宣言が、このイニシアティブの出発点となった。この会議の呼びかけ人の一人は次のように述べた。「エコ社会主義という言葉はまだどの辞書にも出ていないが、私たちは、それがこの地球を癒し、環境破壊から社会を救う唯一・最善の希望を示す言葉であることを確信する」。
アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、キプロス、デンマーク、フランス、ギリシア、イタリア、スイス、英国、米国から、さまざまな政党や環境運動に属する六十人以上の活動家が、この会議に出席した。会議は、二〇〇九年一月にブラジルで開催される次回の世界社会フォーラムと連携して、より広範囲のエコ社会主義国際会議を組織することを決定した。
会議は、ネットワークの最初の段階での発展を支える調整委員会を選出した。メンバーは次の人びとである。
イアン・アンガス(カナダ)、ペドロ・イヴォ・バティスタ(ブラジル)、ジェーン・エンニス(米国)、サラー・ファロー(英国)、ダニエル・フォレット(米国/フランス)、ヴァンサン・ゲイ(フランス)、ジョエル・コーヴェル(米国)、ベアトリス・レアンドロ(ブラジル)、ミシェル・レヴィ(フランス/ブラジル)、ローラ・マッフェイ(アルゼンチン)、ゲオルグ・ミトラリアス(ギリシア)、ジョナサン・ニール(英国)、トレーシー・グエン(英国)、アリエル・サエフ(オーストラリア)、エロス・サナ(フランス)、デレク・ウォール(英国)
調整委員会はさらに、中国、インド、アフリカ、オセアニアからのメンバーを組み入れようとしている。エコ社会主義者は、環境危機の推進力が、自然の一体性だけでなく人類の生存の環境的基盤をも破壊する資本主義制度の拡張の無慈悲な圧力であることを確信している。したがって彼らは、この資本主義制度に適応しようとする偽りの解決策を拒否し、社会および社会と自然との関係の根本的な変革を追求している。エコ社会主義は、「赤」と「緑」のアプローチのダイナミックな総合である。
エコ社会主義は、社会を変革するための固定した青写真を持たないし、前世紀において社会主義の名でなされた経験への批判的観点に立っている。エコ社会主義者は、われわれが価値ある未来を持とうとするならば、全世界は一緒になって資本主義を退場させ、社会的・環境的公正と民衆の参加という原則に基づくオルタナティブな社会を創造する必要があるという確信で統一している。したがってこのネットワークは、これから不断に増大する、その目標実現のために訪れる人びとの間のコミュニケーションと連帯を可能にするものであると自己認識している。


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