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    かけはし2021年1月1日号

敵基地攻撃能力保有にNO!


12.19 国会前19日行動に800人

菅政権をやめさせよう

 12月19日午後2時から、2020年最後の19日行動が衆院第2議員会館前を中心に行われた。「いのちをまもれ! 敵基地攻撃能力保有反対!改憲反対!国会議員会館前行動」と題された集会には800人の労働者・市民が集まった。
 主催者を代表して発言した高田健さんは「菅政権が成立してから3カ月、その本質がはっきり見えてきた。支持率は急激に低下し、コロナ対策での無能無策ぶりが明らかになった。杉田官房副長官に代表される官邸スタッフのちぐはぐぶりは目に余るものがある。GOTOキャンペーンの破たんはその典型だ。さっさと退陣せよ」と訴えた。
 高田さんはさらに「学術会議問題の本質を国民は理解しはじめている、任命拒否は許さない。敵基地攻撃能力の保有は東北アジアの軍事緊張をもたらすだけだ」と訴えるとともに、自民党が改憲手続き法案の微修正を企てていることに反対しようと呼びかけた。そして「桜を見る会」前夜のホテル食事代を安倍前首相の後援会が立て替えていた問題が明るみに出たことについても検察側が追及の姿勢を見せていないことを厳しく批判した。そして1月18日に開会予定の通常国会で菅内閣を追及しよう、団結して総選挙に臨もう、と呼びかけた。

医療崩壊の責任
を問いただそう


国会議員からの発言の最初は、共産党の山下芳生参院議員。山下さんはコロナの拡大から人びとを守るためにもGOTOキャンペーンを中止し、雇用・生活の保障をと呼びかけ「一人親世帯への臨時給付、学生への再支援、少人数学級の実現、小学校クラス35人態勢の確立」と呼びかけた。
山下さんはさらに菅政権の3カ月を振り返り、「一刻も早くやめさせよう。コロナ危機は専門家の声に耳を貸さない人災だ。学術会議問題、医療費負担の倍化を見ても、安倍以上の過酷な政権だ」と性格づけた。そして「新自由主義からの転換、憲法を守り、覇権主義への従属をやめ、環境破壊を止め、ジェンダー平等を実現する」野党連合政権を、と訴えた。
立憲民主党の石川大我参院議員は、「とんでもない政権ができてしまった。1974年生まれ、高校生で湾岸戦争を体験した『団塊ジュニア』として頑張る」と発言した。社会民主党の福島みずほ参院議員は「コロナ禍の中でGOTOキャンペーンはようやく12月28日から1月11日まで一時中止となったが遅すぎる。菅政権は改憲国民投票法を作ろうとしている。2021年、新しい政権を!」と呼びかけた。
看護師の宮子あずささんは「『一人ひとりの行動に医療崩壊STOPがかかっている』という言い方があるが、すでに医療は崩壊寸前だった。長期入院させないというやり方で医療崩壊が進んでいった。病気になった人、一人ひとりの責任を問うのはおかしい。人の心の醜い部分をついて分断していく菅政権のやり方に抗議を!」と訴えた。
「『桜を見る会』を追及する法律家の会」の泉澤章弁護士は、自分たちの告発が安倍前首相後援会によるホテル代「立て替え」の真相究明に踏み込んだ、と語った。
ヨコスカ平和船団の新倉裕史さんは、海上自衛隊護衛艦の中東派遣が1年延長となり、2月2日に横須賀からその第1陣が出ることになることを報告。1991年に自衛隊海外派兵が始まってから29年、今や実際の戦闘に参加する事態になっている。
新倉さんによると、この間インド洋に派遣された自衛隊員から多くの死者が出ているが死因のトップは自殺だとのこと。「自衛官自身、憲法9条が自衛隊員を守っていると考えるようになっている」と新倉さんは語る。
最後に、日本山妙法寺の武田上人の発言で、今年最後の19日行動をしめくくった。新年の予定は1月14日(木)午後6時に新宿駅西口で街頭宣伝と署名活動、1月18日(月)正午に議員会館前で通常国会開会日行動、新年最初の19日行動は、1月19日(火)午後6時半、衆院第2議員会館前という日程。       (K)

12.20

韓国サンケン解散撤回しろ

全員解雇を許すな

日韓労働者は連帯して闘う

 12月20日、サンケン電気は韓国サンケンの解散を撤回しろ!12・20デモが行われた。主催は韓国・金属労組慶南支部韓国サンケン支会、韓国サンケン労組と連帯する埼玉市民の会、韓国サンケン労組を支援する会の3団体。本紙でも報じているように、2020年7月9日、埼玉県の新座市に本社・工場を持つ東証1部上場企業の(株)サンケン電気は、本社取締役会で、100%子会社の韓国サンケンを解散する決定を行った。「赤字」を理由にしているがそれは全くのウソである。
 サンケン電気による韓国サンケンの「解散」攻撃は、「韓国サンケン」ブランドで欧州に進出する一方、韓国内で別会社を作って「韓国サンケン」に置き換えるという攻撃である。絵にかいたような労組つぶしのための偽装倒産に他ならない。こうした中で韓国サンケンの労働者を支援する仲間たちは、韓国サンケン労組を支援する会、韓国サンケン労組と連帯する埼玉市民の会を結成し、毎週木曜日朝のサンケン電気本社工場へのチラシ入れ、住民へのアピール行動などを続けている。
 会社側は2021年1月20日に雇用関係を解消する、と宣言している。

サンケン本社
に向けてデモ


新座市三軒屋公園で午前10時45分のプレコンサートから始まった集会は、韓国サンケン労組の仲間たちとオンラインでつないだ集会の形式で行われた。
主催者あいさつは韓国サンケン労組を支援する会共同代表の渡辺洋全労協議長。さらに韓国サンケン労組を支援する埼玉市民の会の白田真希さん、全統一労組の佐々木史郎書記長、日韓民衆連帯全国ネットワークの土松克典さんの発言の後、韓国からの決意表明として韓国サンケン労組副支部長のキム・ウニョンさんからのアピールがオンラインで紹介された。
キム・ウニョンさんは20代から50代まで30年間の長きにわたって韓国サンケンで働き、25年間に及ぶ闘いを続けてきた。キム・ウニョンさんは「合意書を踏みにじる反道徳的・反倫理的企業」と厳しく批判した。
集会終了後、サンケン本社前を通り志木駅までのデモを250人で行い、「合意書」を踏みにじるサンケンは「反道徳的・反倫理的」だと糾弾するアピールを届けた。日韓労働者の連帯をかけて、この闘いに勝利しよう。       (K)



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