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    かけはし2021年4月12日号

総がかり行動に400人


3.19


オリンピック強行に批判

在日ミャンマー人のアピールも




 3月19日午後6時から、「春は名のみ」の寒風の中を、毎月の19日行動が衆院第2議員会館前を中心に行われた。主催は「戦争させない・憲法こわすな!総がかり行動実行委」。参加者は400人。

無責任政治に
終止符を撃つ


総がかり行動実行委の小田川義和さんは、菅首相が緊急事態解除を3月21日に解除する、と宣言したことを批判し、「自己責任」論で政府の責任を逃れようとするもの、と訴えた。市民連合呼びかけ人の山口二郎さん(法大教授)は「全く情報を出さずにオリンピックを何がなんでもやる、という手法だ。『1億総ざんげ』の無責任政治のスキャンダルで満杯となり、ウソをつき続ける議会政治の惨状をもたらしている。自民党・公明党の与党は、『言葉』を否定している」と、性格づけた。
山口さんは野党の分断―意思一致の不在を印象づけながらメディアの動きを批判しつつ、「自分は楽観主義だ。あと少し野党は連帯して行動しよう」と強調した。
社会民主党の福島みずほ党首は、3月17日に札幌地裁で「同性婚を認めないのは違憲」との判決が出たことを歓迎した。さらに3月18日には水戸地裁で東海第2原発を動かすな、との判決があったことの意義を拡げようと強調した。
共産党の山添拓参院議員は、コロナ緊急事態を3月21日に解除する菅政権の動きについて「すべて解除ありき」で進行していると批判し、「今こそ検査の大幅な拡大、生活困窮者への支援を提案したが、なかなか動こうとしない、こんな政治を変えよう」と訴えた。
立憲民主党の小西洋之参院議員は、今の「コロナ対策」の破綻は「まさに人災」と喝破し、彼はコロナから国民を守る政治家ではない、と強調した。
新聞労連の松本千恵さんは、「オリ・パラ」で女性に対して「わきまえろ」と発言した森・元首相の発言を例にあげながら、仕事がなくなったり、生活が足元から脅かされている女性たちの現実を訴えた。

ミャンマーの
人々に支援を


最後に在日ミャンマー人であるマキン・サンサン・アウンさんのアピールが日本キリスト教協議会のキム・ソンジェさんによって紹介された。
「既に軍隊によって2000人以上が殺されている。私たちは民主主義を奪われた」との悲痛な訴えが、参加者たちの胸をかきむしった。
この日の国会前行動は、辺野古新基地建設のための国家権力からの厳しい重圧に直面している玉城デニー沖縄県知事を孤立させないファックス・メッセージを送ることが呼びかけられた。        (K)


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