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声 明             「世界革命」84年1月16日 第819号から

中核派のテロ襲撃弾劾し反対同盟と三里塚闘争を防衛せよ

日本革命的共産主義者同盟(第四インターナショナル日本支部)中央委員会政治局

 (一)

 三里塚芝山連合空港反対同盟の闘いと一坪再共有化運動をになってきたわが同盟・共青同の五名の活動家にたいして、中核派は、一月九、十日、卑劣きわまらない犯罪的テロ襲撃をおこない、頭ガイ骨骨折、脳内出血をふくむ重傷をおわせた。
 中核派のテロ襲撃は、反対同盟を全面的に支援し、一坪再共有化運動をになってきたわが同盟にたいする暴力的威嚇の企図であり、昨年三・八総会以降の反対同盟の闘いとその一環としての一坪再共有化運動全体にたいする公然たる暴力的敵対であり、二期着工阻止、廃港の全国三里塚闘争全体にたいする徹底的に反人民的な闘争破壊攻撃である。
 わが同盟は、中核派のまさに唾棄すべき犯罪的テロ襲撃を満腔の怒りをこめて弾劾し、反対同盟の三・八総会と一坪再共有化運動を断固として防衛しぬき、二期着工阻止・廃港を現地―全国においてきりひらく最先端の闘いと運動を断固として担いぬく。
 わが同盟は、三里塚闘争へのこの決意をもって、中核派の卑劣きわまりない反人民的テロ襲撃の全面的な排撃・排除の大衆的・政治的闘いを全戦線的に断固として推進する。

 (二) 

 わが同盟は、七〇年代をつうじて、労農人民の運動内部における暴力的威嚇・テロ支配の方法、いわゆる「内ゲバ主義」にたいして、唯一、一貫して反対してきた。わが同盟にとって、この「内ゲバ」反対の立場と三里塚闘争にたいする全面的かつ戦闘的献身とはまさに不可分一体のものであった。
 わが同盟は、労農人民の運動内部における暴力的威嚇とテロ支配に反対する立場を断固として堅持し、中核派にたいして犯罪的テロ襲撃を一切ただちに停止するよう要求する。
 わが同盟は、中核派のテロにたいして、テロによる反撃や報復を行わないことを、宣言する。
 「内ゲバ」に反対するわれわれの立場は、中核派との闘争においてもつらぬかれる。われわれの反撃は政治的であり、大衆運動の全戦線で「内ゲバ主義」を決定的に孤立させ、追放していく闘いとしてなされる。中核派が犯罪的テロ襲撃を止め、自己批判しないかぎり、戦闘的大衆運動のすべての分野で、彼らの占める位置は一掃されるであろう。
 反対同盟を中心とする三里塚闘争の全国的展開と二期着工阻止の攻勢的闘いの帰趨がいまや、わが同盟・共青同にたいする中核派のテロ襲撃の排撃・排除の大衆的、政治的闘いの貫徹にかけられている。わが同盟は、第四インターナショナルの綱領と革命的プロレタリア階級闘争の党派的路線をかけて、中核派の犯罪的テロ襲撃を排撃・排除する闘いを全国的―全戦線的に断固として展開する。かけられているのは、反対同盟を中心とする二期着工阻止・廃港の新たな戦闘的闘いの展望であり、改良主義的総評・社共運動体制の総崩壊のうえで展開される革命的プロレタリア階級闘争と階級的労働組合運動のための歴史的闘いである。

 (三)

 中核派の『前進』紙は次のようにいう――「あからさまな農民的小ブル根性を満開し、三里塚闘争をねじまげ、「話し合い」に応じ「闘争」をテコに日帝国家権力から条件をひきだしてゆこうという腐敗を三里塚闘争にもちこもうとしてあがいているのが脱落派なのだ」、「脱落派・第四インターは「三里塚をたたかう一潮流」では断じてない。……脱落派・第四インターの存在は、日帝・公団の三里塚二期攻撃の戦略的切札(「日帝・公団の二期攻撃の先兵」)である。彼らの存在と「運動」を許すことは、三里塚に日帝・公団を招き入れ反対同盟を解体し、三里塚闘争を敗北の泥沼にひきこむことを容認することである。したがって、脱落派・第四インターの粉砕は、敵日帝・公団の二期攻撃そのものを打ち砕くたたかいである」(『前進』八三年十二月十二日号)と。
 このような欺瞞とペテンこそが、わが同盟・共青同にたいする中核派のテロ襲撃の「政治」であり、「論理」である。「脱落派・第四インターは「三里塚をたたかう一潮流」では断じてない」、「脱落派・第四インターは「日帝・公団の二期攻撃の先兵」である」――中核派の「政治」の本質が、まさにここにおいて決定的に暴露されている。
 ことがらの本質は、労農大衆の戦闘的団結を根底にすえる反権力の闘いと運動に対する中核派のどう喝「政治」的対立と闘争破壊的敵対にある。帝国主義とブルジョア国家権力と非和解的に闘いぬく労農人民の国際・国内的団結の力は、闘う労農大衆自身の内部における戦闘的民主主義なしにはありえない。帝国主義とブルジョア国家権力と対決する労農人民の戦闘的団結とその内部的民主主義にたいして中核派とその「政治」は絶対的に対立・敵対するのである。
 ブルジョア・マスコミは早くも「内ゲバ復活」を騒ぎ立てて、政府・権力は、「第四インターをまき込む内ゲバ」にこ躍りしている。彼らは、これが「報復」が「報復」をよぶ内ゲバの再来であるというキャンペーンをくり広げ、わが同盟と戦闘的大衆闘争が、運動の内部から打撃を加えられることをまち望んでいる。
 わが同盟・共青同にたいする中核派のテロ襲撃に直接的な利益をみいだしているのは、いまや二期着工・反対同盟解体策動をますます強めつつある政府・公団・地元推進派勢力である。権力・官憲が、わが同盟・共青同にたいする中核派のテロ襲撃をまさしくほくそえみ、大いに歓迎しているのである。

 (四)

 反対同盟を中心とする全国三里塚闘争は、八四年、二期着工阻止・廃港を攻勢的に展望する現地的・全国的闘いの新たな前進を課題としている。
 敵の二期着工にむけた攻撃は、昨年八月パイプライン供用開始の強行、成田青年会議所の二期促進署名キャンペーン、市議会・県議会の二期促進決議、成田空港対策協議会設置、秋富公団新総裁の二期着工への積極姿勢、そして十一月の長谷川運輸大臣・沼田千葉県知事会談へとのぼりつめ、成田用水策動の積極化や空港博物館建設の二期条件づくりの攻撃などとして展開されてきている。政府、公団、地元推進派は、彼らの二期着工にむけた深まりゆく危機感をもって、反対同盟解体攻撃、話し合い脱落策動をますます強めてきている。
 かくして、芝山町議選と三・二五全国結集の闘い、――ますます強まってゆく二期着工促進攻撃と反対同盟解体・話し合い脱落策動と非妥協的に対決する三里塚反対同盟の八四年の闘い、――そして一坪再共有化運動・二期用地内自主耕作、自主基盤整備を中心とする八四年の現地―全国の闘いの攻勢的推進と全面的拡大前進は、二期着工阻止の攻勢的闘いの展望を反対同盟とともに戦闘的に獲得するための闘争である。政府・権力・公団・地元推進派とのますます熾烈化する対決・攻防をつうじて、二期着工阻止の攻勢的闘いの基盤と戦闘的闘争態勢を現地―全国をむすんでかちとってゆくこと―これが反対同盟と全国三里塚闘争勢力の八四年の戦闘的課題である。わが同盟にたいする中核派の犯罪的なテロ襲撃は、反対同盟を中心とする現地―全国をつらぬく八四年の三里塚闘争にたいするまさに闘争破壊的な敵対・利敵行為である。中核派は、わが同盟・共青同にたいする卑劣なテロ襲撃をもって、反対同盟と全国三里塚闘争にたいする闘争破壊的敵対を新たな段階にエスカレートさせたのである。
 わが同盟は、中核派の犯罪的テロ襲撃を排撃・排除する政治的闘いを全国的に、全戦線的に断固として推進する。それは、第四インターナショナルの綱領とその革命的プロレタリア組織のためのわが同盟の死活の闘いであり、反対同盟を中心とする八四年の三里塚闘争の戦闘的課題実現のための不退転の政治組織的闘いである。
 われわれは、全国の戦闘的労働者諸君、様々な分野で闘いを展開している労農活動家・知識人諸君にたいして、反対同盟とその一坪再共有化運動への断固たる結集とその強力な全国的拡大の闘いを呼びかける。われわれは、わが同盟・共青同にたいする中核派のテロ襲撃と三里塚闘争全体にたいする彼らの反人民的闘争破壊攻撃を排除・排撃するわが同盟の闘いに公然かつ全面的に呼応するよう、戦闘的労働者、闘う労農活動家・知識人諸君に心から呼びかける。

 (五)

 三里塚闘争をはじめとする七〇年代の日本労農人民の運動は、JC派労働官僚と改良主義的総評民同勢力・社・共・革マル派によって反動的に抑圧・統制され、裏切られてきたが、同時に、大衆運動内部における暴力的威嚇・テロ支配の「内ゲバ」によって反動的・堕落的に毒されつづけた。反動的堕落としての暴力的威嚇・テロ支配を社会民主主義的改良主義の立場から貫徹したのが革マル派であったし、左翼中間主義の堕落として貫徹したのが中核派と解放派であった。
 帝国主義と闘い、プロレタリアートの革命的団結をつくり出していく運動と勢力の前進にとって、「内ゲバ主義」とその現実の結果は、七〇年代を通じて重大な障害であった。革命にむかえうとするプロレタリアートの運動は、自由な論争を通じる政治的成長の過程を自ら保証する民主主義を内部に実現していくことなしに、勝利しえない。七〇年代の内ゲバの現実は、この真理を逆説として明らかにしつくした。
 いまや、内ゲバ主義を真に克服し、一掃することが問われている。わが同盟・共青同にたいする中核派の卑劣なテロ襲撃と反対同盟を中心とする全国三里塚闘争に対する彼らの反動的どう喝・敵対を全面的に排撃・排除する全戦線的闘いは、労農人民の運動内部における「内ゲバ主義」、暴力威嚇・テロ支配を最後的に一掃するための決定的闘いとして展開されなければならない。このことなしに、八〇年代を闘い抜く戦闘的左翼の陣形を構築することはできない。
 わが同盟と国鉄東北労研のもとに結集する労働者たちは動労仙台において、全面的に民同化した革マル派が支配する動労中央の臨調・行革への裏切り的階級協調路線にたいする非妥協的闘い、新たな階級的労働組合運動のための闘いにたちあがっている。中核派の卑劣なテロ襲撃が闘争破壊的に敵対しているのは、また、国鉄東北労研と電通労組の闘いであり、労働情報・労組連のもとに結集する新しい階級的労働組合運動のための全国労働者の戦闘的努力・奮闘である。
 中核派の卑劣なテロ襲撃と反人民的闘争破壊の暴力威嚇を全国的・全戦線から排撃・排除せよ! わが同盟はこの闘いを決然として推進・展開する。
 三・八総会のうえにたつ反対同盟と三里塚闘争に連帯する会、一坪再共有化運動のもとに、新たな力をつくして、総力結集せよ! 国鉄東北労研労働者の動労仙台闘争に全国的連帯・支援の力を徹底的に集中せよ! 新たな階級的労働組合運動のための戦闘的労働者の全国的結集・団結を断固としてうちかためよ! アジア太平洋地域労農人民と国際連帯・団結する反レーガン・反中曽根の労働者反帝反軍国主義闘争の構築のために総力をつくそう!
 三里塚芝山連合空港反対同盟を中心とする二期着工阻止・廃港の攻勢的闘いの実現のために闘いぬこう! 中核派の堕落したテロ襲撃・暴力威嚇・闘争破壊を全戦線から徹底的に排撃・排除しつくそう! 三・二六管制塔獄中戦士との戦闘的団結を! 第四インターナショナル万歳! 一九八四年一月十日


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